~fyrtiosex~ ページ47
ロ「Aは、誰から来たの？」
「んー内緒」
折りたたまれた便箋を開くと一言だけ書いてあった。
『この後、部屋に来い』とだけ。
私、何もしてないのにな。
先生方が座る席を見ると教授と目が合うので目を咄嗟に逸らす。
斜めに座るネビルが小さな包みを開け始めた。
中から出て来たのは、白い煙のようなものが詰まっているに見える硝子玉。
ネ「『思い出し玉』だ！ばあちゃんは僕が忘れっぽいこと知ってるから、何かを忘れてるとこの玉が教えてくれるんだ。見ててご覧、こういう風に強く握るんだよ。もし赤くなったら…あれれ」
思い出し玉が突然真っ赤に光りだしたので、ネビルは愕然とした。
ネ「何かを忘れてるってことなんだけど…」
「それすらも忘れちゃった？」
ネ「うーん、そうみたい」
テーブルに置かれた思い出し玉を眺めみていると消えた。
すると隣に座っていたハリーとロンが弾けるように立ち上がる。
驚いて二人の顔を見ると二人は、ネビルじゃなく別の誰かを見ていた。
私も二人の視線の先に目を向けるとマルフォイがいつの間にかグリフィンドールのテーブルに来ていたのだ。
「どうしたの？」
マル「どうしたんですか」
私の声とマクゴナガル先生の声が重なる。
ネ「先生、マルフォイが僕の『思い出し玉』を取ったんです」
マルフォイは、しかめっ面で素早く玉をテーブルに戻した。
マル「見てただけですよ」
そう言うと、マルフォイはクラップとゴイルを従えて逃げて行く。
「ハリー、ロン」
ハ「ん？」
「見て見て」
ロ「飴玉？」
「マルフォイのポケットに入ってたから取ってやった」
ロ「君、最高だよ」
「でしょ」
新しい林檎を齧る。
朝食を食べ終え、授業が始めるハリー達を見送って私は教授の部屋を訪れる。
ノックをする前に扉が開き、前につんのめた。
「おっとと」
執務机で何か書き物をしている教授と目が合う。
「あの」
ス「読んだのか」
「どうして読んだって分かるんですか」
ソファに座りながら教授に問いかける。
羽根ペンを置いた教授が立ち上がった。
ス「顔に出やすいからな」
「それって私の事ばかり見て…っ！」
耳を引っ張られる。
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ぷぷぷ - ダンブルドアって書かないのはあえてなのかな (8月22日 8時) (
レス) @page10 id: 5bee2b7465 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - フォールさん» フォール様初めまして！コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです。なかなか更新は出来ませんが生一杯頑張りますので完結まで長いと思いますがよろしくお願いします。 (2023年1月23日 21時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - めっちゃおもしろいです！どんな展開になるのか続きが楽しみです！！応援してます！ (2023年1月23日 20時) (レス) @page24 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 箱さん» 箱様、初めましてアルマジロです。コメントありがとうございます。箱様の素敵なコメントに凄く嬉しくて飛び跳ねそうです。これからも子の作品をよろしくお願いします。 (2023年1月18日 18時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月17日 21時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年1月10日 23時
