~fyrtiofem~ ページ46
ハ「マルフォイの目の前で箒に乗って、物笑いの種になるのさ」
ロ「そなるとは限らないよ。アイツ、クィディッチが上手いっていつも自慢してるけど、口先だけだよ」
ハ「Aは、どう思う？」
ロ「A？」
「あ、ごめんなんだった？マルフォイが…そう！転んだ話だっけ？｣
ロ「違うよ。クィディッチの話！」
「そうそう！木曜日は、またしてもスリザリンと合同で授業だったね」
ハ「随分と上の空だったけど何かあったの？」
「校内に大きな木があるでしょ？その名前が知りたくて考え事をしてたの」
本当は、違う。
本の内容が頭から離れないのだ。
『甦生の眼は、別名甦りの眼とも呼ばれ所有者はこの世に生きとし生ける全ての生き物を復活させる事が出来るが代償とし喀血と自身の寿命を失う。この眼を持つ者は、すぐに摘出する事を勧める』
眼の魔法の発動方法も分からない今の私にとってあの文面は、酷く悩ませるのものだった。
ロ「暴れ柳だよ」
大広間に入りながらロンが教えてくれる。
「誰がそんな名前付けたの。酷い名前ね」
ロ「もしかして近づいたの？」
「えぇ、木の下で本を読ませて貰ったわ」
グリフィンドール寮のテーブルで朝食を食べているフレッドとジョージが私に手を振るので振り返す。
空いてる席にハリーとロンが座るので私も座る。
ロ「君は、変わってるよな。あの木、近づくもの全て攻撃するって聞くよ」
「それは危害とか加えるからでしょうが」
ロ「違うよ。ほんと君は、変わってるよ」
「知ってる」
ロ「先生達の所にも行かずに此処にいるしさ」
「私は、先生じゃありませーん」
朝食用に用意されている林檎を一つ手に取りかぶりつく。
「あ、ハーマイオニー。その本は、良かった？」
『クィディッチ今昔』を読んでいるハーマイオニーに声を掛ける。
ハー「えぇ、飛行のコツとかが書いてあって役に立ちそうだわ」
「なら良かった」
ハーマイオニーの講義が始まって林檎を食べながら聞いていると梟の鳴き声が聞こえる。
ふくろう便の時間か。
私には、何も届かないだろうが。
もう一個、林檎食べよ。
手を伸ばすと肩に白い鴉が留まった。
嘴には、一枚の手紙が咥えられている。
ハ「凄く綺麗な鴉だね」
「いつの間にか懐かれちゃって」
手紙を受け取り、頭を撫でると飛んで行ってしまった。
手紙に差出人の名前は無い。
封筒に鼻を近づけて匂いを嗅ぐ。
すぐに誰からか分かる。
教授だ。
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ぷぷぷ - ダンブルドアって書かないのはあえてなのかな (8月22日 8時) (
レス) @page10 id: 5bee2b7465 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - フォールさん» フォール様初めまして！コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです。なかなか更新は出来ませんが生一杯頑張りますので完結まで長いと思いますがよろしくお願いします。 (2023年1月23日 21時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - めっちゃおもしろいです！どんな展開になるのか続きが楽しみです！！応援してます！ (2023年1月23日 20時) (レス) @page24 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 箱さん» 箱様、初めましてアルマジロです。コメントありがとうございます。箱様の素敵なコメントに凄く嬉しくて飛び跳ねそうです。これからも子の作品をよろしくお願いします。 (2023年1月18日 18時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月17日 21時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年1月10日 23時
