~femton~ ページ16
部屋に響くノック音。
マ「A。迎えに来ました」
「今、行きます！」
扉近くにあるコート掛けからローブを手に取り羽織る。
最後に全身鏡の前で一回転して部屋を出た。
「おはようございます。マクゴナガル先生」
マ「おはようございます。流石、校長ね」
「ちょっと短すぎませんか？」
パンツの裾を引っ張って下に下げながら言う。
マ「そうかしら？」
「そうですよ。今から何処に行くんですか？」
マ「今年、入って来る一年生を迎えに行きます」
「マクゴナガル先生、一つお聞きしても良いですか？」
マ「はい。何でしょうか」
「この世界にも日用品だったりが売っているお店はあるんでしょうか？」
マ「ありますよ。何か欲しい物でも？」
「あーただあるのかなって気になりまして聞いてみたんです」
マ「貴方、一人に行かせるのは少々危ないのでセブルスに同行をお願いしましょうか」
「大丈夫です！」
急に大声を上げたのでマクゴナガル先生が驚く。
大理石の階段を降りていると大きな城の扉が三回鳴った。
マ「A、開けて下さる？」
「はい」
重たい扉を開けると大男が立っていた。
『マクゴナガル教授、イッチ年生のみなさんです』
頭を下げると向こうも私に気づいてくれて軽く頭を下げてくれる。
マ「ご苦労様、ハグリット。ここからは私が預かりましょう」
マクゴナガル先生は、玄関ホールの扉を開ける。
「私は、後ろから遅れる子がいないように見ていますね」
イッチと呼ばれた一年生の最後尾に行く。
ハグ「A・ノジェイス・ローレンか？」
「はい。初めましてえっと…」
ハグ「ハグリットだ」
大きな手が差し出されるので人差し指と中指を握って握手する。
「よろしくお願いします」
ハグ「ほら早く行かねェと遅れるぞ」
「はい！じゃあ、また」
ハグリットさんに手を振って小走りで大理石の階段を上がって行く。
大広間の横を通ると大勢の人の声が聞こえて来たが一年生は、そこに入らず別の小部屋に入った。
私も続いて入ると小部屋は、思っていた以上に狭い。
そんな窮屈な部屋に閉じ込められた一年生の子達は、不安そうに辺りを見渡していた。
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ぷぷぷ - ダンブルドアって書かないのはあえてなのかな (8月22日 8時) (
レス) @page10 id: 5bee2b7465 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - フォールさん» フォール様初めまして！コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです。なかなか更新は出来ませんが生一杯頑張りますので完結まで長いと思いますがよろしくお願いします。 (2023年1月23日 21時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - めっちゃおもしろいです！どんな展開になるのか続きが楽しみです！！応援してます！ (2023年1月23日 20時) (レス) @page24 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 箱さん» 箱様、初めましてアルマジロです。コメントありがとうございます。箱様の素敵なコメントに凄く嬉しくて飛び跳ねそうです。これからも子の作品をよろしくお願いします。 (2023年1月18日 18時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月17日 21時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年1月10日 23時
