6 ページ6
お館様から渡された紙を開き中を確認する。
「無限列車での鬼の出現報告書 炎柱煉獄杏寿郎 竈門炭治郎 竈門禰豆子 我妻善逸 嘴平伊之助 計5名が乗り込み 下弦の壱の鬼を倒したが上弦の参が現れたが逃してしまった 炎柱煉獄杏寿郎は負傷し今後鬼狩りが出来る状態ではない為引退をした」
産屋敷>炭治郎が柱になるまで君には代行をしてもらいたいと考えているのだけどどうかな
A>お館様もご存じだとは思いますが私は何度も技を使えません
産屋敷>だからこそ君の任務には炭治郎を連れて行ってくれないか?
A>…竈門くんをですか?
産屋敷>本来は杏寿郎がする事だけど杏寿郎には出来ないから頼んだよ 柱としての任務は他の子にしてもらうからしっかり炭治郎に実践的な稽古をつけてあげて
A>御意
産屋敷>それとこれはAに返すよ
あまね様が持って来る木箱の中に入っている羽織。
真っ白の羽織。
背紋下がりのところに入っている家紋。
丸に鶴の丸。
長寿と言う意味らしい。
手に取り羽織る。
あまね>これもお渡ししておきます
刀を渡される。
自分の瞳よりも濃い柄。
鉄紺色の蛇腹糸で網代組上巻がされている。
そして金色の太刀鍔。
A>確かに受け取りました
産屋敷>それじゃあ杏寿郎と炭治郎によろしくね
A>御意
お館様の屋敷を出たすぐの塀に竈門くんがいた。
A>どうしてここに
竈門>Aさんに聞きたい事がありまして…
A>聞きたい事ですか それよりも竈門くんに言わないといけない事がありまして
竈門>俺にですか?
A>本日より炎柱代行として戻ったのですが任務には竈門くんを連れて行くようにとお館様からの指示です
竈門くんの大きな悲鳴が響いた。
A>とりあえず竈門くんの師範にも事情を説明しないといけないといけませんので煉獄家に行きましょうか
竈門>は、はい
A>竈門くんが私に聞きたい事と言うのは何だったでしょうか
竈門>Aさんはヒノカミ神楽は聞いた事はありますか!
A>ありませんね
竈門>そうですよね
A>ですが日の呼吸は少し知っています
竈門>日の呼吸は始まりの呼吸って…
A>私もそれぐらいしか知りません 竈門くんの言っていたヒノカミ神楽と言うのはどういったものでしょうか
竈門>うちに代々伝わる厄払いの神楽なんです
呼吸の歴史は古いからなぁ。
33人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年11月1日 23時