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このお話は煉獄さん生存ルートになっておりますので好きじゃない方はブラウザバックでお願いします。
何かが降ってきた。
すぐに師範が戦闘態勢をとった。
A＞師範
煉獄＞あぁ
土埃が晴れたその先にいたのは鬼。
しかも目には上弦の文字。
気づいた時には鬼の拳が炭治郎の前にあった。
それを師範が防ぐ。
煉獄＞少し離れてろ
A＞はい
炭治郎を背負って少し距離をとる。
きっと今動けば師範に怒られる。
炭治郎＞Aなんでここに
A＞分からない 大丈夫 私の師範だよ
目で追えない速さで戦っている師範を目の前にして情けない。
柄を握って1歩前に動いた。
煉獄＞待機命令！！！
A＞ですが…師範
炭治郎＞A
A＞悔しい 自分が情けない
拳を強く握った。
大きな技のぶつかり合い。
A＞師範！！！
炭治郎＞煉獄さん！！
師範が膝をついてしまっている。
猗窩座＞杏寿郎 死ぬな
もうやめて。
猗窩座＞生身を削る思いで戦ったとしても全て無駄なんだよ 杏寿郎
A＞何も無駄じゃない！！
師範の前に出る。
怖い。
目の前に上弦の鬼。
戦ったことも出会った事もない。
猗窩座＞お前 名は何という
A＞私はA
猗窩座＞そうかA 今の状況を見てどうだ 人間では鬼に勝てないことがよくわかるだろ お前も凄くいい剣士だ その強さを永遠のものに出来る
A＞たわけ！永遠なんてこの世にどこにある！人は死ぬ！お前ら鬼もだ！
目の前にいる鬼の額に青筋が入る。
煉獄＞Aどけ
A＞炭治郎！伊之助くん！師範を連れて行って！
後ろを振り返ると悲しそうな顔をした師範。
そしてなんとも言えない炭治郎の顔。
いいんだ。
貴方達がいてくれたおかげで今の私がある。
ゆっくりと抜刀をする。
猗窩座＞凄まじい闘気だ A お前柱だな
A＞柱じゃない 煉獄杏寿郎の弟子だ！
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2020年10月29日 11時
