【進撃の巨人】人類のために全てを捧ぐ (ページ14)

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後悔と決意ページ14

避難所でエレンの虚ろな目を見た瞬間考えてしまった。

私の選択は本当にこれで良かったのかと…

私の大切な人を犠牲にしてまでこの力を隠さなければいけなかったのかと…

その瞬間母からの手紙を思い出した。

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…この力は一見人類を助けるための力に思えるけれど、実際は違う。この力は、人類と巨人、双方の被害が最小限になるように使うの。

人類と巨人の均衡が取れていて初めて、この力は真の威力をはっきするわ。

どうか一時の感情に流されずに、使うべき時をまって＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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私は、いつも人類と巨人の間の中立的立場にいなければならない。

手紙のことを思い出した私は、決意を固めた。

使うべき時が来るまでは、この力は絶対に使わない、母に会えるまでは、素性は絶対に明かさないと＿＿＿＿＿＿＿＿＿

…たとえ、そのせいで大切な人を失おうとも

その時はそう思っていた。