episode_twonty-six ページ27
双子のウィーズリーがホールに入ってきて、ハリーを見つけると足早にやって来た
「すごいな」
ジョージが低い声で言った
「ウッドから聞いたよ。俺達と選手なんだ────ビーターだ」
「今年のクィディッチ・カップはいただきだぜ」
と、フレッドが言った
双子はそれだけ言うと去って行き、次に、クラッブとゴイルを従えたドラコが来た
「ポッター、最後の食事かい？マグルの所に帰る汽車にいつ乗るんだい？」
「地上ではやけに元気だな。小さなお友達もいるしね」
ハリーは冷ややかに言った。クラッブもゴイルも小さくは無いが、上座のテーブルには先生が座っているので、二人とも握り拳をボキボキ鳴らし、睨みつけることしか出来なかった
(どうしてガキみたいな事をするんだ…)と思いながら、Aはその様子を見ていた
「僕一人でいつだって相手になろうじゃないか。ご所望なら今夜だっていい。魔法使いの決闘だ。杖だけだ…相手には触れない。どうしたんだい？魔法使いの決闘なんて聞いた事も無いんじゃないのか？」
「もちろんあるさ。僕が介添人をする。お前のは誰だい？」
「クラッブだ。真夜中でいいな？トロフィー室にしよう。いつでも鍵が空いてるんでね」
ドラコが居なくなると、二人は顔を見合せた
「魔法使いの決闘ってなんだい？ロンが僕の介添人ってどういう事？」
『介添人って言うのは君が死んだら代わりにロンが戦うって事だよ』
ハリーの顔色が変わったのを見て、ロンが慌てて付け加えた
「死ぬのは、本当の魔法使い同士の本格的な決闘の場合だけだよ。君とマルフォイだったらせいぜい火花をぶつけ合う程度だろ。マルフォイは君が断ると思っていたんだよ」
「もし僕が杖を振っても何も起こらなかったら？」
「杖なんか捨てちゃえ。鼻にパンチを食らわせろ」
『でもドラコはその決闘には来ないと思うよ。ハリー、君をトロフィー室に誘い出してフィルチを呼ぶとかそこら辺だよ、きっと。行かない方が身のためだと思うよ』
「ちょっと、失礼」
三人が見上げると、今度はグレンジャーだった
「まったく、ここじゃ落ち着いて食べることも出来ないんですかね？」
とロンが言う
『ロン、女の子にかける言葉じゃないよ』
グレンジャーはロンの言葉を無視して、ハリーに話しかけた
「聞くつもりはなかったんだけど、貴方とマルフォイの話が聞こえちゃったの…」
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りばーれ(プロフ) - そう言って貰えて嬉しいです(;´༎ຶٹ༎ຶ`)まだまだ全然ですけど暖かい目で見といてください…あと名前アイナナですか…？ (2022年4月1日 22時) (
レス) id: a7d8852f79 (このIDを非表示/違反報告)
とりがー - え、あ、ちょ、あ、神ですね！主様！マジで文章好きなのと、男主君の口調とか好きで、続き気になります！これからも無理せず更新頑張ってください！！！！ (2022年3月31日 18時) (レス) @page27 id: 74261430be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りばーれ | 作成日時：2022年3月25日 21時
