episode_twonty-five ページ26
ハリーは箒を掴んだ
「ダメ！フーチ先生がおっしゃったでしょう、動いちゃいけないって。私達皆が迷惑するのよ」
グレンジャーが叫んだ
が、ハリーは無視して、箒にまたがり地面を強く蹴ると、ハリーは急上昇した。高く高く、風を切り、髪がなびいていた。
ハリーは箒を上向きに引っ張り、くるりと箒の向きを変え、空中でドラコと向き合った
「こっちに渡せよ。でないと箒から突き落としてやる」
「へぇ、そうかい？」
ドラコはせせら笑おうとしたが、顔が強ばっていた
「貴方、友達でしょう？何とか言ってちょうだい！このままじゃ、あの人、退学よ!!」
グレンジャーがAの耳元でそう言った
『もう無理だよ。大丈夫、退学にはならないと思うから』
口に手を当てて、クスクスと笑うAを見て、グレンジャーは驚いていた
上を見ると、ドラコが思い出し玉を空中高く放り投げていた。ハリーは前かがみになって箒の柄を下に向け、一直線に急降下し、地面すれすれのところで思い出し玉を掴んだ。間一髪でハリーは箒を引き上げて水平に立て直し、草の上に転がるように軟着陸した
「ハリー・ポッター……！」
マクゴナガル先生が走ってきた
「まさか…こんなことはホグワーツで一度も……」
「よくもまあ、こんな大それたことを…首の骨を折ったかもしれないのに─────」
「先生、ハリーが悪いんじゃないんです」
「お黙りなさい、ミス・パチル」
「でも、マルフォイが……」
「ミスター・ウィーズリー、くどいですよ。ポッター、さあ、一緒にいらっしゃい」
二人は城に向かって歩き出した
ドラコ、クラッブ、ゴイルは勝ち誇った顔をしていた
「やっぱりハリーは退学になるのよ！」
グレンジャーが呆れたような顔をした
『そうかな？』
『僕はマクゴナガル先生がそんな顔をしているようには見えなかったよ』
「まさか」
夕食時だった。マクゴナガル先生に連れられてグラウンドを離れてから何があったか、ハリーは二人に話した
『あははっ…やっぱりね。思った通りだよ』
「君、分かってたの？」
『マクゴナガル先生の眼を見たら分かるよ。凄いキラキラしてた』
「シーカーだって？だけど一年生は絶対ダメだと……なら、君は最年少の寮代表選手だよ。ここ何年来かな……」
「…百年ぶりだって。ウッドがそう言ってたよ」
あまりに驚いて、感動して、ロンはただぼうっとハリーを見つめるばかりだった
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りばーれ(プロフ) - そう言って貰えて嬉しいです(;´༎ຶٹ༎ຶ`)まだまだ全然ですけど暖かい目で見といてください…あと名前アイナナですか…？ (2022年4月1日 22時) (
レス) id: a7d8852f79 (このIDを非表示/違反報告)
とりがー - え、あ、ちょ、あ、神ですね！主様！マジで文章好きなのと、男主君の口調とか好きで、続き気になります！これからも無理せず更新頑張ってください！！！！ (2022年3月31日 18時) (レス) @page27 id: 74261430be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りばーれ | 作成日時：2022年3月25日 21時
