episode_twonty-two ページ23
「そう言えば、ハグリッドに呼ばれてるんだった。二人とも一緒に来ない？」
ハリーにそう言われ、一緒にハグリッドの元へ行った。ハグリッドは「禁じられた森」の端にある木の小屋に住んでいた。ハリーがノックすると、中からめちゃくちゃに戸を引っ掻く音と、ブーンと唸るような吠え声が数回聞こえてきた
「退がれ、ファング、退がれ」
ハグリッドの大声が響いた
戸が少し開いて、隙間からハグリッドの大きなひげもじゃの顔が現れた
ハグリッドは巨大な黒いボアハウンド犬の首輪を押さえるのに苦労しながら、ハリー達を招き入れた
中は一部屋だけで、きじ鳥やハムがぶら下がり、部屋の隅にはとてつもなく大きなベッドがあった
「ロンとAです」
とハリーが紹介した
「ウィーズリー家の子とこの間会った子だな？え？」
二人の顔を見ながら言った
ロックケーキは歯が折れるくらい固かったけれど、三人は美味しそうなふりをして、授業についてハグリッドに話して聞かせた
ハグリッドがフィルチの事を「あの老いぼれ」と呼んだのでハリーとロンは大喜びし、Aはクスクスと笑っていた
ハリーはスネイプの授業の事を話した
「気にするな、スネイプは生徒という生徒はみんな嫌いなんだから」
と、ハグリッドは言った
その後、日刊予言者新聞の「グリンゴッツ侵入される」と書かれた記事をハリーが見つけ、その話になった。どうやらハリーがグリンゴッツに行った日が侵入された日らしい
夕食に遅れないよう、三人は城に向かって歩き出した。ハグリッドの親切を断りきれなかった為、ロックケーキでポケットが重かった
次の日、グリフィンドールの談話室に
「飛行訓練は木曜日に始まります。グリフィンドールとスリザリンとの合同授業です」
と言う、張り紙が掲示されていた
「そらきた。お望み通りだ。マルフォイの目の前で箒に乗って、物笑いの種になるのさ」
ハリーはがっりして言った
『僕も箒に乗ったことないよ。一緒にがんばろう？』
「あいつ、クィディッチが上手いっていつも自慢してるけど、口先だけだよ」
励ますように言った
ロンが言った事はごもっともだった
マルフォイは確かに飛行の話をしたし、一年生がクィディッチ・チームの代表選手になれないなんて残念だと、皆の前で聞こえよがしに不満を言った
しまいには、Aに向かって「箒の乗り方知ってるかい？次の飛行訓練で僕が教えてあげるよ」と言ってきた
『先が思いやられる』
苦笑いをしながらそう言った
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りばーれ(プロフ) - そう言って貰えて嬉しいです(;´༎ຶٹ༎ຶ`)まだまだ全然ですけど暖かい目で見といてください…あと名前アイナナですか…？ (2022年4月1日 22時) (
レス) id: a7d8852f79 (このIDを非表示/違反報告)
とりがー - え、あ、ちょ、あ、神ですね！主様！マジで文章好きなのと、男主君の口調とか好きで、続き気になります！これからも無理せず更新頑張ってください！！！！ (2022年3月31日 18時) (レス) @page27 id: 74261430be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りばーれ | 作成日時：2022年3月25日 21時
