episode_nineteen ページ20
金曜日は大広間に朝食に下りて行くのに、一度も迷わずにたどり着けた
「今日は何の授業だっけ？」
オートミールに砂糖をかけながら、ハリーが尋ねた
「スリザリンの連中と一緒に、「魔法薬学」さ。スネイプはスリザリンの寮監だ。いつもスリザリンを贔屓するって皆が言ってる。」
「マクゴナガルが僕たちを贔屓してくれたらいいのになぁ」
と、ハリー。
『はは…マクゴナガル先生は少し厳しいからね』
かぼちゃジュースを飲みながらAが言った
すると、両肩に手を置かれた
『…？』
振り返ると、赤毛の双子がいた
確かロンの兄だったはずだ
「やぁ、ロンの兄貴のフレッドとジョージ・ウィーズリーだ。よろしく。白髪の王子様」
一瞬、固まった
白髪の王子様？変なあだ名を付けられたものだ
『ろ、ロンのお兄さんですよね。A・クラークです。よろしくお願いします』
「皆、君のこと噂してるぜ。グリフィンドールの一年に白髪の包帯巻いた王子が居るって」
危うくかぼちゃジュースを吹き出しそうになった。王子？俺が？と、困惑していた
「ミステリアスで雪のように白い王子様って言われてるぜ君」
ニヤニヤしながらAの頬をつついた
『僕は王子でも何でもないです』
苦笑いをしながらハリー達と共に大広間を後にした
「また面白そうな一年が入ったな相棒」
「そうだな相棒。イジリがいがあるってもんだ」
Aが出ていった方を見て、不敵な笑みを浮かべる双子が居たとは知らず
「魔法薬学」の授業は地下牢で行われた
ここは城の中にある教室より寒く、壁にずらりと並んだガラス瓶の中でアルコール漬けの動物がプカプカ浮いていなかったとしても、十分気味が悪かった
「いい趣味してるぜホント」
ロンが言った
『寒いね…ここ……』
両腕を組み、上下に摩っていた
扉がバンッと開き、スネイプが入ってきた
スネイプもまず、出席を取り、ハリーの名前まできてちょっと止まった
「あぁ、さよう」
猫なで声だ
「ハリー・ポッター。我らが新しい───スターだね」
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りばーれ(プロフ) - そう言って貰えて嬉しいです(;´༎ຶٹ༎ຶ`)まだまだ全然ですけど暖かい目で見といてください…あと名前アイナナですか…？ (2022年4月1日 22時) (
レス) id: a7d8852f79 (このIDを非表示/違反報告)
とりがー - え、あ、ちょ、あ、神ですね！主様！マジで文章好きなのと、男主君の口調とか好きで、続き気になります！これからも無理せず更新頑張ってください！！！！ (2022年3月31日 18時) (レス) @page27 id: 74261430be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りばーれ | 作成日時：2022年3月25日 21時
