episode_Ten ページ11
「誰かヒキガエルを見なかった？ネビルのがいなくなったの」
なんとなく威張った話し方をする女の子だ。栗色の髪がふさふさして前歯がちょっと大きかった
「見なかったって、さっきそう言ったよ」
とロンが答えたが女の子は聞いてもいない。むしろ杖に気を取られていた
「あら、魔法をかけるの？それじゃ、見せてもらうわ」
「あー…いいよ」
ロンは咳払いをし、呪文を唱えたがスキャバーズは何も変わらなった
「その呪文間違ってない？」
と女の子が言った
「まぁあんまり上手くいかなかったわね。私も練習のつもりで簡単な呪文を試してみたことがあるけどみんなうまくいったわ。私の家族に魔法族は誰もいないの。だから手紙を貰った時驚いたわ。でも、もちろん嬉しかった。だって最高の魔法学校だって聞いているもの…教科書はもちろん全部暗記したわ。それだけで足りるといいんだけど…私、ハーマイオニー・グレンジャーあなた方は？」
女の子は一気にこれだけを言ってのけた
ハリーはロンの顔を見て安心した。ロンもハリーも同じく教科書を暗記していないらしく唖然としていた
Aの方も見てみたが微笑んでいるだけだ
もちろん、彼も暗記していた
暇つぶしに
「僕、ロン・ウィーズリー」
ロンはもごもご言った
『A・クラーク。よろしくグレンジャーさん』
ニコニコしながらそう言った
「ハリー・ポッター」
グレンジャーは驚いた
ハリーの事は参考書を呼んで知っているらしい
ハリーは自分が本に乗っていることに驚いていた
「三人ともどの寮に入るかわかってる？私、いろんな人に聞いて調べたけどグリフィンドールにはいりたいわ。絶対一番いいみたい。」
もう行くわ。と言い、戸を閉めて出ていった
「どの寮でもいいけどあの子がいないとこがいいな」
杖をトランクに投げ入れながら言った
『ロンのお兄さん達はどこの寮なの？』
とAが聞いた
グリフィンドール、とロンは落ち込んだように言った
「レイブンクローだったらそれほど悪くないかもしれないけどスリザリンなんかに入れられたらそれこそ最悪だ」
その後、三人で色々話した
日刊予言者新聞の事や『例のあの人』の事、クィディッチチームの事などだ
そして、また、新たなお客さんが三人入ってきた
真ん中にはドラコがいた
「ほんとかい？このコンパートメントにハリー・ポッターがいるって、汽車じゃその話で持ちきりなんだけど。それじゃ、君なのか？」
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りばーれ(プロフ) - そう言って貰えて嬉しいです(;´༎ຶٹ༎ຶ`)まだまだ全然ですけど暖かい目で見といてください…あと名前アイナナですか…？ (2022年4月1日 22時) (
レス) id: a7d8852f79 (このIDを非表示/違反報告)
とりがー - え、あ、ちょ、あ、神ですね！主様！マジで文章好きなのと、男主君の口調とか好きで、続き気になります！これからも無理せず更新頑張ってください！！！！ (2022年3月31日 18時) (レス) @page27 id: 74261430be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りばーれ | 作成日時：2022年3月25日 21時
