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起きたらイザナはいなかった。
が、リビングの机の上にメモ書きが1枚
《ちょっとやりたいことが出来たから終わらせてくる。》
《永田サンから携帯貰ったから俺の電話番号にかけて》
と、下の方にイザナの携帯の番号が書かれていた。
私がイザナの携帯を用意したのに登録してないはずがないでしょ。
ついでにイザナの場所が分かるようにご丁寧にGPS共有までしてある。
『ふぅん…上野か、
ガリ男に報復でも行ったんかな?
永田!』
永田「はいここに」
呼ぶなり玄関からすぐに入ってくる永田。
日課である予定の確認を済ませ、目立った動気をした組織があるかの確認を済ませた。
『どこも特にこれっといってなさげか』
そう言ってソファにもたれかかった時、そういえば。と永田が口を開き、
「東京卍會の1部のメンバーが何やら企んでいるようです」
“
と続けた。
またここでも黒龍…
何故こうも黒龍に縁があるのか。
『ほっとけ。ウチは関係ない』
私がそう言うと、承知しました。と永田は答えた。
その後、社長としての仕事を完遂し、いつも通りの日常を過した。
イザナが帰ってきたのは、21時を回った頃だった。
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作者名:りう | 作成日時:2023年11月4日 14時