17話の氷漬け ページ18
「地走り火炎!」
「くっ……」
三人だけでもうまく試合が進んでいる、と思ったが
そう簡単に、事は最後まで運ばないようだ。
今度はファイアドラゴンの反撃が始まった
シュートは全て、神童が止めているが…
「……」
『…このままじゃ確実に負ける……』
…私達は使えないということだろう。その通りだが、ちょっと悔しいのも事実だ。
「____俺も一緒に戦わせてほしい!」
『……瞬木…?』
そんな中、キャプテンたちにそう訴える瞬木の声が聞こえた。
「なに…?」
「まだまだ君たちのように、世界に通用するレベルじゃないことは分かってる!けど…ちょっとでも君たちに近づきたい!だから、俺にサッカーを教えてほしいんだ!」
『……!』
「…試合中に頼むことじゃ、ないけどね」
そこまでして、戦いたいと思うなんて。きっと、弟たちのためなのだろう。
…私、私は……私だって、こんなところで負けるわけにはいかない。
『…キャプテン。私も…私も、一緒に戦いたい』
「!」
『…私がこのチームにいるのには、理由がある。さっき言った理由だ。でも、もう一つ。
…兄さんの望みだったんだ、世界で戦うこと。兄さんの夢は、私の夢でもある。だから…、私も一緒に、戦わせてほしい』
サッカーが大好きだった、否、大好きなアツヤ兄さんは、
世界の舞台で戦いたかったと言っていた。だから、その夢は私が叶えてみせる。
「刹那…、瞬木…。…分かったよ、やろう!」
「!」
「いいですよね、神童さん!」
「…やってみる価値はあると思います」
「……仕方ないな」
「!」
神童の言葉に、私と瞬木は思わず顔を見合わせて笑みを零した。
……兄さん、一緒に頑張ろう。
*
そして、剣城のスローインで試合が再開する。
「瞬木!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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天照ノ巫女(プロフ) - デルタ((優嫁さん» うん!でもコメント欄はチャット禁止らしいから(長い)こみゅ~のほう行くね! (2015年2月12日 19時) (レス) id: 1795f43136 (このIDを非表示/違反報告)
天照ノ巫女(プロフ) - デルタ((優嫁さん» わーい\(^o^)/嬉しい~。これからも頑張ろうね!なんか色々 (2015年2月12日 18時) (レス) id: 1795f43136 (このIDを非表示/違反報告)
天照ノ巫女(プロフ) - デルタ((優嫁さん» 私が忘れられてたら…とかは思ったよ(笑) (2015年2月2日 23時) (レス) id: 1795f43136 (このIDを非表示/違反報告)
天照ノ巫女(プロフ) - デルタ((優嫁さん» 覚えてるよ~(>.<)わー、でも安心 (2015年2月2日 22時) (レス) id: 1795f43136 (このIDを非表示/違反報告)
天照ノ巫女(プロフ) - デルタ((優嫁さん» パソコン…私のまわりはパソコンが壊れる人が多い!←私のせいなのか!まぁ、でもよかったですよ… (2015年2月2日 21時) (レス) id: 1795f43136 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2013年8月1日 13時