【2434】皆さんちょっと甘やかしすぎでは?

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念のためと３人で真っ黒なサングラスをかけ、部屋に入る

スタジオには早瀬さんとイブラヒムさん、椎名さんとチャイカさんがいた

VTR中に関わらず、早瀬さんはすぐに我々に気がついたようで目を見開いている

どんどん笑いが込み上げてきたのか、嘉多を震わせ始めた


まぁ同じスタジオの中に“反応するな”とか言う看板を持ったサングラス集団が入ってきたらそりゃ笑うわなw

しかもレイもスタッフも私も真顔で何もしゃべらない上に、全く動かない。気付いているはずのディレクターも全く笑わない(堪えてるだけ)し、他の3人はまず気づいていないというカオスすぎる状況


VTRが終わると同時に笑いに耐えきれなくなった早瀬さんが吹き出すと、他の３人も気付いたようで、爆笑しだした


それでも反応するなと言うことをしっかり守って、全く話しに出さない4人





番組の撮影が終わると、スタジオを出るが4人に引き留められた


「やべっ」


小さい声で焦るレイ

何も喋らず、振り向く


「wwwwwwwえw？マジで誰？w」


椎名さんが近付いてきて私のサングラスに手をかける

サングラスを取られ、視界が明るくなる


「あ、初めまして〜黒瀬Aです」

「鳳凰レイです」

「スタッフです」


早瀬さんは笑いすぎて咳き込んでるし、イブラヒムさんとチャイカさんも驚いていた


「なんでwこんな所におんのww」

「いやぁスタッフさんが行っても良いって言ってくれたから来ました」


まぁ初対面がこれはちょっと意味が分からなさすぎだよなぁw


「いやぁねぇ！こんなスタジオにまで来てくれたぐらいだからねぇ！今度来てもらわんとねぇ！」

「いやいやいや先輩、それはちょっとやめときましょう？」

「なんでやw！」

「あの番組の無茶ぶりには答えられませんて」


そんな話をしていると、サッとディレクターの方が入ってきた


「次回の撮影は金曜日ですw」

「え？」

「時間は9時から、スタジオは今日と変わりません。じゃあよろしくお願いしますw」


は？


「いやぁ楽しみやなぁwww」


「まぁドンマイ」


チャイカさんに肩をポンと叩かれる


「嘘やん…………」








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