今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:23,569 hit
小｜中｜大
We ain't ever getting older/ エース ページ2
やっとだ やっと 会いに行ける
自分の指につけているリングを見て喜びをかみしめる
あいつと離れて3年もたった 長かった
それでもあいつが俺に向けた
笑った顔、怒った顔、照れた顔、別れの時の顔から声まで
1度だって忘れたことはない
「さてっと、迎えに行ってやりますか‼」
鏡の前に立って あいつがいる鏡を探す
「いた...」
少し髪が伸びて俺の記憶の中の姿より少し大人びたあいつの顔
俺があげたペアリングをつけてる姿を見て少し顔がにやけるのが分かる
よかった 忘れてない
まぁ、俺がここまで必死になってやったんだ 忘れるなんてぜってー許さねぇけどな
マジカルペンを握りしめて鏡に向かって魔法をかける
「××××」
魔法のがかかったのを確認してから鏡に飛び込む
目を開けると驚きに固まった姿が目に入る
「エース様が迎えに来てやったぞーA」
腕を広げてもう一回名前を呼んでやるとこっちに飛び込んでくる
「えーす...エース‼」
泣きそうになりながらも俺を求めて必死に手を伸ばして抱きしめてくる姿が愛おしくて
少しの隙間もできないほどにきつく抱きしめ返す
変わってなかった
こいつは Aは 何も変わってなかった
それがそれだけがただただうれしくてうれしくて仕方がなかった
「もうぜってぇ離してやんないからな...覚悟しとけよ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼 | 作成日時：2020年5月17日 9時
