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*志麻 side


人影の少ないところを必死に走る。


今まで大人に内緒で外に来ていた甲斐があったな、と思わず苦笑する。




ここまでくれば平気だろうと思い、足を休めることにした。



それにしても、彼女は凄く綺麗だ。


着飾っている、ということもあるのだろうけれど、昔の面影が残る顔立ちに、思わず見とれてしまう。



センラ「すみません、これを外して頂けませんか?」


彼女が言った。


俺は、言われた通りに髪飾りを取ってあげた。


髪を下ろした彼女は、「重い…」と呟き、来ていた衣服を次々脱いでいく。




(これから戻るにつれ、(本人は無自覚だろうけど)彼女はこの町でも名が知れ渡っているから、心配だ……)



センラ「あー。。この衣服たち……どうしよう……」


そう呟いた彼女の方を見ると、彼女の足元は、山のような衣服と飾りでうまっていた。


悩んでいると、丁度町の女性が通り掛かったため、何か衣服を持っていないか尋ね交換してもらった。



勿論女性はドン引き。(笑)←



センラ「あの、これからわっち……私はどうすれば…」



不安を声にした彼女は今、薄着で髪を下ろしている。



…………白くほどよく肉付きがよい太ももと、下にいくにつれて細くなっていく足が、なんというかとてもえrい←



そんなことを考えながら、俺はこの先のことを彼女に話した。

______
*センラ side


その後聞いたことは、今でも耳を疑う内容だった。


歩きながら、ぼーっと思いだす。




彼は、実はこの国を納めている将軍の息子。しかし、何度もお忍びで外にでるため、外出禁止令をくらったらしい。。


その後久しぶりに外へ来たところ、私が現れないもので通りすがった者に尋ねると、私は他の町の連中に連れ去られたと告げられたという。


…そして数年後、町にとても美人(絶対私じゃない)がいるという噂を聞いた彼は、もしやと思い(私がいた)店に足を運んだと。




(もし相手役が私じゃなかったらどうしていたんだろうか……ツッコミどころが多すぎる……!!)




溜め息をつきふと空を見上げると、顔に冷たいものが当たる。



雨だ。




志麻「あー、、時間はあるし、雨宿りしていこっか」


そういった彼に、私も賛成して雨宿りすることにした。



私の手を引いて走る彼の手の温もりは、とても優しかった。


______
続きます

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音羽@さかたぬき - お酒に酔ったうらたさんかわよき、血液ください。うらたさんのかわいさに何度吐血したことか、、、つまり腐最高 (2021年11月3日 13時) (レス) id: e48a97a4d2 (このIDを非表示/違反報告)
葉琥(プロフ) - うしさせの人たちが尊い (2020年8月31日 18時) (レス) id: b0d47f7052 (このIDを非表示/違反報告)
りすなー - いろみず@夢見月さん» そうですよね!もう一生沼りましょう!!( (2020年7月22日 22時) (レス) id: 41e3e67230 (このIDを非表示/違反報告)
いろみず@夢見月 - 腐沼は一回ハマったら抜けらんねぇ!!(キャラ崩壊) (2020年6月28日 12時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
りすなー - 凛々さん» ikal……なるほど!!採用させてください(( いつもコメントありがとうございます!! (2020年6月27日 17時) (レス) id: 41e3e67230 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りすなー | 作成日時:2019年8月8日 15時

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