Special story9-自分だけの特別なもの- ページ37
《セレナside》
私はユリーカとマノンと一緒にAの練習を見に来た。
役1『いやぁぁAちゃんが代役で助かったよ！』
役2『小さい頃もよくエキストラとして出てくれてたし、それにポケモンたちとの息もピッタリだ！』
Aが練習してる間に聞こえてきた会話。確かに練習を見ていても、水の中なのにしっかりポケモンたちとの動きもあっていて、心が通じ合ってるからかポケモンたちも表情がいい。
ユ『へぇぇ！すごいねAって！アルトマーレのアイドルみたいっ！』
セ『A、やっぱりすごいんだ…！』
その後、Aはフラフラになりながらイスに腰を下ろした。ドリンクを渡した後もここの動きはもっとこうしないとなど、一人でブツブツ言い始めた。
その姿を見て、益々Aが遠くの人に見えてきてしまった。
セ『ボソっ)私とは、違うんだ…』
A『っ！…なんか言った？』
セ『あ…ううん！何でもないよ＾＾』
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《Aside》
セ『ううん！何でもないよ＾＾』
そう言ってセレナは笑った。でも何だかその笑顔に違和感を感じる私。
セ『練習見てて思ったんだ。Aってやっぱりすごいんだって。私とは全然違っていて…』
暫くすると、沈黙を破ったのはセレナだった。
なるほどねぇ。大体セレナが考えていそうなことが分かった気がする。
A『…フっ)何？それで練習見て、あぁ私のパフォーマンスはまだまだなんだって思ったの？』
セ『えっ///！あ…うん…でもどうしてそう思ったの？』
A『んー…やっぱり人って顔に出ちゃうじゃん。今のセレナ、自分に自信持ててない顔だもん。』
私はそう言って立ち上がり、近くにいたジョニーを撫でた。
A『別に私だって普通だよ？ただ、ポケモンたちと心を通じ合わせるのが好きなだけ。まぁそこだけ普通じゃないか(汗)それで小さい頃気持ち悪がられてたし…』
セ『え…！ごめん、私…』
A『あ！違うよ！それに私には無いもの、セレナ持ってるよ。』
セレナは驚いた顔で私を見た。
A『セレナはちゃんと自分のポケモンたちの魅力をパフォーマンスで引き出してる。それって普通のことじゃ無いと思う。セレナだけの特別なもの…だと思うよ＾＾』
セ『っ！A…ありがとね＾＾』
そう言って私たちは笑い合った。
そうだ、みんなそれぞれに特別なものがあるんだ。私はそう思い、再び練習へ戻った。
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Special story10-妹-→←Special story8-練習開始-
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こずま - 見ててニヤニヤが止まらないwwwすごく続きが気になります！！ (2017年11月11日 23時) (
レス) id: 78cf671c60 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます続きが読みたい (2017年11月9日 13時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
マヒル♪ - これからも頑張ってください。 (2017年9月16日 15時) (レス) id: f5c858b505 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きが…続きがきになる…！夢主とアランのラブな絡みが見たいです… (2017年5月29日 3時) (レス) id: 0290d192ab (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - お久しぶりです。まさかアシレーヌ！ 私もムーンプレイしていて最初に選んだのがアシマリで現在はアシレーヌに進化しているので思わずあ！と驚きました！りっちゃさんもプレイしているのですか？図々しいお願いですが宜しくお願いします。これからも頑張った下さい。 (2016年12月30日 0時) (レス) id: 52de551ead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっちゃ | 作成日時：2016年10月1日 11時
