第159話-これからのこと- ページ24
《シンside》
A『私も、アルトマーレに帰ります。』
この言葉に俺もトーマも驚いた。
ラティオスのことを考えているのは分かったけど、いつの間に自分で意思を決めていたことに驚いた。
するとAは席を立ち、中庭の方へ行った。きっとラティオスの包帯を変えるためだと思うけど、もう少し考えていたいんだと思った。
ト『ここのところ、ずっと付きっきりでいたし。まだ見守ってあげたいのかもな…』
マ『それって、前のことと関係あるの？ラティオス達が島を守ってくれたことと…』
シ『かもな。変に思い込んだり、一人で行動したり…』
そうだ、あいつはそういう奴。分かっていても、また何処か遠くに行かれてしまう気がしてならない。
プラ『二人とも、Aくんのストッパーなんだね＾＾』
ト/シ『ですね＾＾/厄介ですけどね(フっ』
そんな会話をしながら、俺たちはテーブルの片付けをはじめた。
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その時、俺はアランに声をかけた。
ア『っ？シン？』
シ『あいつのとこ行って来いよ。話、するんだろ？』
ア『っ！あぁ！行ってくる。』
アランはそう言ってAのいる中庭へ行った。するとトーマが俺に近づいて来た。
ト『いいのか？役目取られても。』
シ『別に…アランだったら役目譲っても…って、何だよこの手！』
ト『角が取れて随分柔らかくなったな、性格もこの顔＾＾』
トーマはそう言いながら俺の顔をつねりだした。俺はトーマの手をはらい、片付けを再開させた。
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《Aside》
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A『んっ…ふぁぁ…いつの間にか寝てたのか…』
ラティオスの包帯を変えた後そのまま寝ちゃっていたらしい。そばにはラティオス、ラティアスがいて、私は二匹を起こさないようにそっと体を起こした。
ざわざわ…
A『っ？アラン…？』
研究所のポケモン達がざわついているのに気付き、そっちを見てみるとアランがいた。
ポケモン達は久々にアランに会えて嬉しそうだった。私もアランの方へ行き声をかけた。
A『みんなすごく嬉しそうだね。』
ア『っ！A…フっ)あぁ。』
アランはガブリアスの手を握りそう言った。
そういえば、サトシはカントーに、私はアルトマーレに帰るけど、アランはこれから…
A『アランは、これからどうするか決まった？』
ア『っ！…まだ、分からないかな…っ』
A『っ。そっか…っ』
しばらく沈黙が続き、風の音だけが過ぎていった。
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第160話-通じ合った心-→←第158話-ゼロからはじめる-
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こずま - 見ててニヤニヤが止まらないwwwすごく続きが気になります！！ (2017年11月11日 23時) (
レス) id: 78cf671c60 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます続きが読みたい (2017年11月9日 13時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
マヒル♪ - これからも頑張ってください。 (2017年9月16日 15時) (レス) id: f5c858b505 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きが…続きがきになる…！夢主とアランのラブな絡みが見たいです… (2017年5月29日 3時) (レス) id: 0290d192ab (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - お久しぶりです。まさかアシレーヌ！ 私もムーンプレイしていて最初に選んだのがアシマリで現在はアシレーヌに進化しているので思わずあ！と驚きました！りっちゃさんもプレイしているのですか？図々しいお願いですが宜しくお願いします。これからも頑張った下さい。 (2016年12月30日 0時) (レス) id: 52de551ead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっちゃ | 作成日時：2016年10月1日 11時
