第80話-消えなかった絆- ページ40
-ミアレ•早朝-《Aside》
A『ん…まだ早いかぁ…っ。』
いつもならもう少し遅く起きるけど、今日から始まるカロスリーグ。何だか早く目が覚めちゃった。
私はそのまま起きようと思い、宿舎から出て会場近くの丘に行ってみた。
A『んー！…っと。良い風…そうだ！』
パァァァン！
ジュ/A『ジュュラァ！/おはよジュカイン！』
私はジュカインをボールから出して一緒に丘からの会場風景を見ている。するとジュカインが私にすり寄って来てくれた。
私はジュカインの左目の傷に触れた。
A『ずっと、ずっと寂しかったんだ。ジュカインがいなくて…』
ジュ『っ！ジュュ…』
A『今までジュカイン無しで旅をして来たけど、やっぱり何処か、羨ましいとか寂しいって気持ちがあったんだ。それで自信無くした時もあってバトルから逃げてたんだ…』
他の地方のリーグにも出たことはあったけど、でもあの時の自分は本気のバトルでは無かったと思う。ただ闘っていただけ、それだけの自分だった。
A『シン達や兄さんも私は悪くないって言ってくれても、本当はずっと許せなかった。だって私が手を掴んでたらジュ『ジュラァァ！』っ！え…』
'Aは悪くない！俺はただ大切な俺のパートナーを、友だちを守りたかったんだ！'
A『…っ。かっこいい言っちゃって(呆)でも…本当にありがとね。あの時庇ってくれて。』
正直今ので泣きそうになったけど堪えた。だって、私の事をパートナーとして、友だちとして見てくれていた事がすごく嬉しい。
A『ジュカイン…』
私はジュカインと向かい合い、キーストーンをつけてる右手を出した。
A『私のキーストーンとあなたが付けてくれてるメガストーンで、メガシンカが出来る。出来る条件は…私たちの絆。』
ジュ『っ！ジュュ…！』
そう言うとジュカインもメガストーンをつけてる左手を出してくれた。
A『うん、カロスリーグ初戦で私たちの絆、見せつけちゃいましょ！』
ジュ『ジュュラァァ！…っ！ジュュ…』
カサっ
何処からか草むらをかき分ける音が聞こえて、それを警戒してかジュカインは私の前へ出た。
A『どうしたのジュカ…あ…アラン…！』
木の陰にアランとリザードンが立ってるのが見えた。その顔はすごく驚いた表情をしていた。
そうだ、アランははじめてジュカインを見るんだ。そりゃ驚くよね。
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りっちゃ(プロフ) - ツバキさん！ありがとうございますっ！これからの物語の行方、楽しみにしてて下さいっ＼(^o^)／ (2016年8月17日 21時) (
レス) id: 4dc6730d8f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃ(プロフ) - 華月さん！ありがとうございますっ！これからも応援よろしくお願いします！ (2016年8月17日 21時) (レス) id: 4dc6730d8f (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - シンとトーマのバトルの行方が楽しみです。 (2016年8月17日 20時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - 最初、読んだときから面白いと感じました。いえ、感動しました。これからも頑張ってください!楽しみにしています! (2016年8月14日 12時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - いつも読ませていただいてます。更新頑張ってください！ (2016年8月13日 22時) (レス) id: 4f5f6b8794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっちゃ | 作成日時：2016年7月8日 23時
