第74話-信じてた、だからここにいるんだ- ページ32
《Aside》
ジュ『カァァァイ…！』
A『ジュカイン…』
本当に、目が覚めたんだ。
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__
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兄さんから報告があった日__
ダ『実はね、ジュカインが目を覚ましたんだ。』
A『え…』
この事実を聞かされた時、頭に変な衝撃を感じた。その事実だけがずっと頭の中に響いた様な感じだった。
ダ『少し前におばあさん、アサギさんから報告があってね。ずっと連絡を入れずに、すまなかった。この前の連絡でそれを聞いたのも、この事だったんだ。』
その事とは、きっと兄さんが言った
ダ『もし、自分がずっと待っていた仲間が戻ってきてくれるなら、Aならどうする？』
この事のことだ。
ダ『今回のカロスリーグはミアレシティで行われる。その前に会わせたいんだ、君とジュカインを。ミアレの手前の街に着いたら…A？』
_
__
___
ジュカインの左目には大きな傷痕が残っている。あの時の怪我、やっぱり痕になってしまっていた。
ト『元気そうだなジュカイン！…って、A？』
シ『…ほら、お前が行かないでどうすんだよ。』トンっ
そう言ってシンは私の背中を押してくれた。ビックリして後ろを向くと、二人は頷いてくれた。隣にいる兄さんも。
ダ『さ、行ってあげな。ずっと信じて待ってたんだろ？』
私はゆっくり、ジュカインに近づいた。それにジュカインも気づいてくれた。
A『ジュカイン…っ』
ジュ『っ！ジュラァァ…！』
ギュュ…
A『っ。ずっと、ずっとごめんね…っ』
私はジュカインに抱きついた。
今までの事を思い出す。初めてジュカインに会ったこと、一緒にジムを周ってバトルして、バッチをゲットして、リーグにも出て。
でも、あの日の事は尚更忘れられない。だってジュカインは私を庇って波にのまれて怪我をして、今までずっと眠り続けていた。
でも___
A『(ここにいる。今側にいる。)…っ私、私…っ』
きっと今の顔はとんでも無いことになってる。みんなに見られたくないからこうやってジュカインに抱きついているかもしれない。
でも本当に、本当に嬉しい。不安で苦しい時もあってシン達やポケモン達にも心配ばかりさせてた。でもいつも信じてた。必ず目を覚ましてくれるって__
A『ずっと待ってた…ジュカイン、あの時私のこと庇ってくれてありがとう…＾＾』
ジュ『っ！カァァァイ！』
・
・
・
ジュカインーーーー(；＿；)
りっちゃ
第75話-護神から祖母へ、祖母から孫へ-→←第73話-待っていた-
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りっちゃ(プロフ) - ツバキさん！ありがとうございますっ！これからの物語の行方、楽しみにしてて下さいっ＼(^o^)／ (2016年8月17日 21時) (
レス) id: 4dc6730d8f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃ(プロフ) - 華月さん！ありがとうございますっ！これからも応援よろしくお願いします！ (2016年8月17日 21時) (レス) id: 4dc6730d8f (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - シンとトーマのバトルの行方が楽しみです。 (2016年8月17日 20時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - 最初、読んだときから面白いと感じました。いえ、感動しました。これからも頑張ってください!楽しみにしています! (2016年8月14日 12時) (レス) id: 39392b36ad (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - いつも読ませていただいてます。更新頑張ってください！ (2016年8月13日 22時) (レス) id: 4f5f6b8794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっちゃ | 作成日時：2016年7月8日 23時
