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片想い ページ6
ノンリアル
black
子宮から出て早27年、今は花屋を経営している。
今でこそコミュ障な陰キャましましな俺にも
たくさんの出会いがあった。
幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学
そして現在。
中学生の頃には初めての恋人ができて
相手は女の子だった。
でも高校でできた恋人は
男で、女の子からはモテモテな、俺とは縁のなさそうな派手髪な奴。
名前はたしか、"田中樹"。
正直今話さなかったら思い出そうとも思わない相手。
なんでかって、それは
"浮気"をされたから。
あの時から変に出会いを怖がって、
大学で知り合った奴はたった1人。
そんなたった1人の奴であるジェシーは
これまた俺とは縁のなさそうな陽キャだ。
もちろん知り合いが多いみたいで
"人との出会いを怖がる"
そんな俺を気遣ってかいろんな人を紹介しようとしてきた。
まあ、断って誘われての繰り返し。
そうして大学を卒業し、花屋を営んでいる
東京の街に佇む１つの花屋
今日もまた、いろんな人が来た。
そろそろ店を閉める頃だと気づき、
店を閉めようとしたところに
？？「ホクトー！！」
聞き馴染みのある声がした、、
ジェシーだ、
「こんな時間にどうしたの？」
「今店しめるトコ？！」
「まあそうだけど、」
「Aha！チョードよかった！haha」
「今からほくちゃんに来てほしいとこがあって」
「えっ、ちょっと」
とまあ強引に連れて行かれた、、
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作者名：risa | 作成日時：2023年3月25日 19時
