秘密 ページ3
blue×black
人には誰だって秘密の一つや二つあるだろう
それは俺も例外じゃなく
一つは
[おッ男なのにこんな格好して、女みたいに鳴きやがってッ」
[ふッ、んぁッご、めッなさッ♡]
男の娘A,Vにハマってしまったこと
そしてもう一つは
「ふッん、♡ごめんなさい…ッ」
「んん…ッ♡」
女みたいに襲われる妄想をしながら
ア,ナルを弄るのが日課になったこと。
どーしたら男に抱いてもらえるかな…
風俗なんて芸能人がやるとか無理だし、
いっそのこと女装始めてみようかな、
「ほーくとっ」
「ッじ、じゅり」
「何をさっきから真剣に考えてんの」
「いやぁ、なんか、ねぇ」
「なーんか、怪しッ笑」
「べ、別にかんけーないだろ」
「まあ、悩みがあんならいつでも聞いてやるから」
よくじつ
「買っちゃった、笑」
俺、人気アイドル松村北斗
ついに
女装セット買っちゃいました、笑
いや、親が知ったらどう思うだろうか
まあいい、適当に女装してみるか
かつらをかぶって、
メイクも事前に調べておいたパーソナルカラーにあうメイクもして
自分の普段しないような
どっかの坂道女さん46人みたいな
ワ,ンピース着て…
な、なかなかにかわいい
思ったよりリアルにできて
雑誌みたいなふざけた感じじゃないから
本当の女の子みたいになった
どーしよ誰かに見せたい、
バカな俺はこれをふざけ合える仲の樹に送ってみた
松村北斗が写真を送りました
女装してみた(
)は?
どーよ(
)ちょっとまてよ、
まてって何よ笑(
意味深なメッセージ残してそれから返信がない
変な奴
って思ってたら
家のチャイムが鳴った
せっかくだから女のフリしよ
って思って確認したら
樹だった
ガチャ
「ほっほくと、それ」
「んふっ、どーよ」
「いや、どーよって、」
「さっきからなんだよ、なんか変だよ?」
樹の顔を覗きこむ。
その瞬間唇に違和感を感じ、
静寂を切り裂くように
リップ音がなった
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作者名:risa | 作成日時:2023年3月25日 19時