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朝の8時30分に止まるバス停から乗って
くる金髪の彼。

彼の金髪は上品で、そんな金髪から覗く
目がとっても綺麗で目が離せない。


って言っても彼は俺がいつも座る席の通路を挟んで左側の後ろの席に座る。

彼を見れるのは彼がこのバスに乗ってくる
時と俺が降りるとき。


降りるときに、チラッと彼をみると

よく目があって

顔がどうしても赤くなる。


期待,してもいいのかな。


そんな彼を思いながら登校する。

教室に入っても誰もいない、

いつも一番乗りで登校する

5分くらい経つと次々に教室に人が入ってくる。


「ほくちゃんおはよう」

「おはよう」


彼はジェシー、俺の唯一の友達の1人。

陰キャなのに仲良くしてくれる。

もう1人はもうすぐくる


「おはよう!!」

彼は慎太郎。

この子も陽キャ

2人とも陰キャな俺と仲良くしてくれる
大好きな友達


2人が揃えばまずは金髪の彼の質問をされる

「今日は何が進展あったの?」

「目が合うだけで、何も…」

「そっかぁ、会ってみたいなぁー、」

「俺もほくちゃんのprinceに会ってみたい」

「ぷりんすってッ‼︎」

「HE?違うの?!」


か、彼はもちろん王子様みたいだけど…

「北斗顔真っ赤笑笑」

「うっ、うるさい」


「もうホームルームの時間だから」




彼を想うと胸がきゅんとする。


こんな感情も宝物。

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作者名:risa | 作成日時:2023年3月25日 19時

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