【銀魂】沖田総悟の妹はやはりSだった

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江戸についた。夕方どき。もうすぐ夜になる頃。


病院に入ると案内された。

姉さんは集中治療室に入っていて、痛々しく管や線に繋がれている。

近くには兄さんと変な銀髪がいた。それを無視して治療室の窓に駆け寄る。


あ「…………姉さん。馬鹿じゃないですか…あなたが倒れて…」


泣きそうになる。が、我慢する。

本当に泣きたいのは私じゃなく姉さんの方だと思ったから。

そして振り返り、兄さんに尋ねる。


あ「…兄さん、お久しぶりです。姉さんは土方と会えました？」


総「………」


兄さんは黙れと言わんばかりに睨んでくる。兄さんは土方が嫌いだからか。


あ「その様子じゃ会えてますね。少し安心しました」


会えていなかったら、姉さんが報われないから。


あ「では。兄さん、姉さんをよろしくお願いします。私はやらないといけない事が」


総「え？おいっ！………チッ…どいつもこいつも…」


私は走って向かう。目星はついている。貿易港だ。

攘夷志士の情報に今日。武器密輸と書いてあった。

港に着く。

リュックの中のフード付きのコートを羽織り、フードを被る。

いつ始まるか分からないが、おそらく夜。

コートの内ポケットに武器を忍ばせ帯刀し、リュックをコンテの中に入れる。

港に行くと先約がいた。

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