【銀魂】沖田総悟の妹はやはりSだった

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その次の日は学校は昼前に終わり、すぐ帰ってきた。


あ「帰りました！姉さん」

ミ「あら、Aちゃん。おかえりなさい」

あ「はい」

ミ「Aちゃん。聞いて欲しいの」

あ「はい？」

ミ「私、嫁ぐことになったの」

あ「え?!姉さん嫁ぐのですか？！」

ミ「ええ。蔵場さんという方で江戸で商いをしているのよ」

あ「…おめでとうございます！」

ミ「ありがとう。でもAちゃんを一人にさせてしまうわね…」

あ「私なら心配いりませんので！末長くお幸せに！」

ミ「ありがとう…今まで世話かけちゃったわね…」

あ「いえいえ。そんなこと。私は姉さんを一人占めできて幸せでしたよ」

ミ「ふふ…2週間後、式を挙げるの。でもその少し前から江戸に行かないといけなくて」

あ「そうですか…回復して来たとはいえ、お身体に気をつけてくださいね！」

ミ「ありがとう」



私はそのときは幸せだった。

姉さんが嫁げるのだ。しかも江戸で商いをしているとなればかなり玉の輿だろう。

しかし…。しかし、姉さんは土方を…。と思っていたら、2週間がたってしまった。

式は明日のはず。

…早く蔵場を徹底的に調べなければならない。

もし悪人だったら。土方や近藤さん、兄さんの敵だ。

新しく買ったパソコンで幕府の戸籍情報をハッキングし、見て行く。

あった。蔵場当馬。普通に商人で、……学歴は皆無。

あれ…商人って無能じゃできないよね。

住まいは豪邸。貿易商人。顔は微妙。

もっと調べなければ。

次は攘夷志士の管理情報をハッキング。とういうかもっと厳重にロックにとけ。

そこに蔵場当馬の文字が………



あってしまった。



攘夷志士への武器密輸。つまり、、新撰組の後ろ盾のために姉さんを…。

姉さんはもう江戸にいる。………。

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