肆拾伍 ページ14
「やめませんか？そういうこと」
誰か、来た。そしてボスの男の手と僕の顎を離す。
そして凄い圧で男共を追い払う。
おおー。いたいた。ヒーロータイプ。ありがたい。
その人の顔を見ると、
グラサンをしていて、薄めの金髪。黒いスーツ。
素顔は相当かっこいいだろうな〜って感じの、好青年。
シャ「大丈夫？」
あ「は、はい。ありがとう、ございます…！」
僕はたどたどしい、なよなよしたお嬢様を演じる。
すると、好青年は僕の耳元で言う。
"演技上手だね" と。
バレた。
しかもこの人、相当な念使い。
戦ったら僕は負けるだろうな〜。
僕は
"ありがとうございます" と、好青年の耳元で飄々と言う。
もう、お嬢様は演じない。
すると、好青年は笑顔で、
シャ「それはよかった！立てるかい？」
あ「はい。立てますね。なにもされてませんし」
シャ「そう。親御さんは？待ってるんだろう？」
と、人差し指を自然に立てて言う。
その指先には、オーラの文字で
��これも嘘？��
と、あった。
あ「はい。あっちにいます。本当にありがとうございました」
と、会話を繋げ、
あっちにいる、と言った時に指さしした人差し指の指先に
��勿論、嘘ですけど…何者ですか？あなた��
と、オーラの文字で問う。
好青年はよく分からない表情で、小さな声で
シャ「知らない方が身のためさ」
と言った後、普通の声の大きさで
シャ「それじゃあね！気をつけるんだよ」
と言った。これ以上 詮索するなということだろうか。
あ「はい。ありがとうございます」
と彼の背中に一礼した。
そして僕はまた座り、
本当に誰だ、あいつ…とまた ぼうっと考える。
けどネットもないから意味が無い。……………。
あ「はぁ…人と話すのってこんなに疲れるもんだっけ」
と呟く。
何カ月かぶりに他人と会話したし。
家族と話しても仕事のことだけだし。
てゆうか、早く競売始まらないかな〜。
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しゅわしゅわサイダー(プロフ) - 夜斗ﾅｲﾄ☆。.:＊・゜さん» ありがとうございます！もう少ししたら更新再開するので待っていてください！(レス遅れてすみません！) (2018年1月18日 22時) (
レス) id: fa6b43c457 (このIDを非表示/違反報告)
夜斗ﾅｲﾄ☆。.:＊・゜(プロフ) - 夢主ちゃんの本心がとても切なくて思わず泣いてしまいましたw本当に良い作品なので更新頑張ってください！ (2017年7月25日 18時) (レス) id: d4d301f391 (このIDを非表示/違反報告)
しゅわしゅわサイダー(プロフ) - 黒虎さん» 本当にありがとうございます！そして更新遅れてすみません…。これからも頑張ります！ (2017年5月8日 0時) (レス) id: 25008264c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒虎(プロフ) - この作品は何回見ても良いですね！最新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2017年3月3日 18時) (レス) id: 41b30773db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅわしゅわサイダー | 作成日時：2016年12月18日 16時
