ヒロイン辞めます 2【wrwd】

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放課後






教室、そして廊下が黄色い歓声で溢れかえる






どうしてこうなった





『私そろそろ視線に殺されると思うんですよ...』


「視線に人殺す能力なんかないから大丈夫やで」





安心し、と私の背中をポンポンと叩く大きな手


その手正体は
可愛らしい糸目にアシンメトリーの横毛を垂らす



オスマンさんのものだ


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



HRが終わり
コネシマくんの魔の手から逃れようと
急いで帰ろうとした所

隣のクラスから黄色い歓声が聞こえ
それは後に私のクラス内でも弾けた

その歓声を受けている張本人は
顔色1つ変えずに私の元へと歩み寄り

いとも簡単に私を担ぎあげてしまった

ここまでで冒頭に戻るのだが





『あの私ほんとに自分で歩けるんで下ろしてくれます？』


os「下ろしたところで視線は変わらんと思うけどなあ」


『なんてことしてくれたんですかもう...』




ははは、と軽く笑いを飛ばすオスマンさん

この反応を見て下ろしてもらえる可能性を
見いだせなかった私は少なくとも
顔だけは隠しておこうと
オスマンさんの肩の上で顔を覆った

しばらくオスマンさんの上で揺られていると
聞きなれた立て付けの悪い扉の開く音が鳴る


その音が鳴ると
ようやくオスマンさんは私を地面に下ろしてくれた





os「グルッペン、Aちゃんを連れてきためう〜」





オスマンさんが上機嫌にそう言うと
生徒会室に来ていた攻略対象の方々が
私の方へと目線を合わせる







・




最近塾と単語を詰め込みすぎて脳みそが死んでるので
全然面白くなかったかもしれないです
ベッタベタな展開ばかりで申し訳ない...！！

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