甘酸っぱい恋 (ページ44)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:32,339 hit

レストランページ44

・

亜嵐くんが予約してくれたレストランは
すごく豪華で私なんて場違いだよ…

亜嵐「そんな固まらないで！？笑」

『だって私なんて場違いだよ？』

亜嵐「大丈夫！何食べる？」

何がなにかわかんなくてボーっとしてたら
コース選んでくれて
次々ご飯が運ばれてくる

『んん！おいしい～』

亜嵐「美味しそうに食べるね～笑」

『だってほんとにおいしいんだもん！』

それから仕事の話とかたくさんしてたら
デザートが出てきた

そのお皿には英語でAと書かれていた

『え？』

と亜嵐くんを見ると

亜嵐「びっくりした？笑」

って、どこまでイケメンなんだ
なんて思っていると
急に真剣な顔になる

亜嵐「A」

『ん...？』

亜嵐「Aが玲於の事好きなのは分かってる」

『え？！』

亜嵐「見てたらわかるよ笑」

『恥ずかしい...笑』

亜嵐「けどね、俺Aの事が好きなんだ。
急になに？って思うかもしんないし、玲於とこんな状況なのに言うのもおかしいけど、、少しでも俺のこと意識してくれないかな？」

亜嵐くんが？私を？夢？

『ありがとう、わかった』ﾆｺｯ

亜嵐「じゃ、食べて帰ろっか！」

それから私たちはレストランをでた
亜嵐くんは''送るよ''って
遅いからいいって言ったけど
不安だからってタクシーを止めて
一緒に乗った

家に着いてお金を出そうとしたら
''いらない、だしとくよ''
レストラン代もタクシー代もだしてもらって
申し訳ないよ
クッキーでも作ってお返ししなきゃ

そしてバイバイして
部屋に入る

『亜嵐くん』

呟いてみる
今この辛い状況だと
誰が好きなのかもうわかんなくなってきた
今日はもうお風呂に入って寝た