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家に着くと、夜中にも関わらず案の定窓から明かりが漏れている。




「マジで居んじゃねーか..」




「..何故嘘だと思ったのか経緯を聞きたいが流してやる」




本当に一々腹立つなコイツ。



ゆっくりと玄関を開けると美味そうな匂いが家に充満しているのが分かる。



..匂い、は。




「あー...おい理鶯、俺あんま腹減ってねぇ..」




「は?おい左馬刻!」




俺を退ける様に足早に家に上がりリビングへと歩く左馬刻。


彼奴、自分が食うの嫌だからって其れは無ぇだろ..!


左馬刻を追うも突然目の前で立ち止まられ、背中にぶつかりそうになるのを耐える。

危ねぇ。何だってんだ。




「おい、行き成り止まるなんて何考えて..「コイツ寝てやがる」




..寝てる?


あの理鶯が?

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作者名:綸彗 | 作成日時:2018年10月19日 0時

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