今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:24,059 hit
小｜中｜大
. ページ27
.
.
「なあなあ！」
「彼女、お兄さんと俺へのプレゼント買いに行ってただけやねんて！」
「...へぇ、良かったね」
いつから、
いつから彼の前で心の底から笑えなくなったのだろう
不自然な程引き攣った笑顔を見せているはずなのに
変な所鈍感な目の前の彼は
彼女の事で頭がいっぱいなんだろう
私の気持ちに気付く事なんて無い
「ほなまた後で」
「家行くから待っとってな？」
一緒に通勤をしている私達は最寄りは同じだけで会社は違う
良かった、彼と彼女と違う会社で
彼が誰かのものであると視覚を通して感じてしまえば
今以上に彼の事が欲しくなるだろう
私は好きな人の幸せを壊す程の勇気が無い
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：関ジャニ∞
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：田中 。 | 作成日時：2017年7月23日 0時
