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青春の歯車（ 紫 ） ページ14

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「......また、アイツん事見てるん？」






「っ先輩！」


「もうっ毎回毎回普通に登場出来ないんですかっ？」







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可愛らしい八重歯を覗かせて豪快に笑う先輩は



私の恋心を唯一知っている








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幼馴染みで昔から一緒に居た忠義の事が好きな私は


放課後ほぼ毎日屋上から部活姿を見ている






まあ直接見学しに行っても良いんだろうけれど

先輩と話しながら見るこの時間が
何故か心地いい







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作者名：田中 。 | 作成日時：2017年7月23日 0時

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