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弱々しく語る彼を見ていると守ってあげたくなる。
母性本能、みたいな。
顕「 だからさ、ご褒美くれない？ 」
「 ご褒美？ 」
顕「 そう。 」
ご褒美って何をしてあげればいいんだろう。
「 あたしにできることなら。 」
顕「 ありのままの俺を受け入れてほしい。 」
「 え？ 」
ありのままの顕嵐ならもうとっくに受け入れてる。
「 もう受け入れてるよ。 」
顕「 ほんと？ 」
「 当たり前じゃん。 」
自分を最低だと言った彼よりも、ほんとはあたしの方がもっと最低だってことを顕嵐は知らない。
あたしだってちゃんと言わないと。
「 でもね、あたしの方がずっと最低だよ。
あたしも玄樹と付き合ってるくせに顕嵐のこと好きになっちゃったの。
だから、こんなあたしも受け入れてくれると嬉しいです。 」
顕「 知ってたよ、そんなこと。 」
平気な顔をしてそんなことを言う。
知られてたなんて。
でもそれじゃないとあたしがはっきりしないからなんて言われないか。
顕「 俺が幸せにしてあげる。 」
「 え？ 」
顕「 初めて会ったときに行ったでしょ？ 」
そうだった。
もしかしたら、あの時からあたしはあなたに恋に落ちていたのかもしれない。
「 じゃあ、よろしくお願いします。 」
顕「 こちらこそ。 」
大きな花火が開いたのと同時にキスを交わした。
ＥＮＤ
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risa(プロフ) - 永橋ほのかさん» 本人達のかっこよさを引き出せるように頑張ってます笑 ありがとうございます!!(´∀`) (2015年11月29日 8時) (
レス) id: b5f2ab5e8d (このIDを非表示/違反報告)
永橋ほのか - 顕嵐くんも玄樹くんもすっごくかっこいいです！risaさんの小説だいすきです！更新がんばってください！応援してます♪ (2015年11月29日 1時) (レス) id: 4225c1bcb6 (このIDを非表示/違反報告)
risa(プロフ) - ソフトクリームさん» ありがとうございます!! 本人達をイメージしてみました笑 嬉しいです(´∀`) (2015年11月28日 12時) (レス) id: b5f2ab5e8d (このIDを非表示/違反報告)
ソフトクリーム - すごく面白いです！皆かっこいーです♪更新頑張ってください！待ってます。 (2015年11月28日 11時) (レス) id: dc0a947ab1 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - ! (2015年11月27日 21時) (レス) id: 61c9b86d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：risa | 作成日時：2015年11月22日 9時
