事件1 ページ1
「あー、最近依頼こないよ〜」
私は、だらしない声を出す。もちろんソファーに寝っ転がって。3人用のソファーだ、余裕に入る。
ここは、事務所だ。【ちびっこ警察】の。もう小6なのに【ちびっこ】は無いんじゃなのか?
「まあ、仕方ないですよ。最近平和になりましたからね。」
七海が、オレンジジュースを二つのコップに注ぎながら言う。彼は美男だ。それに、とても聞くのがうまい。うっかり秘密を喋ってしまうのはしょっちゅうだ。だからと言っても、私の口が軽い訳じゃない。七海が聞くのがうまいのだ。
七海は 「はい」 とオレンジジュースの入ったコップを私に渡すと、向かい側の椅子に座った。
「それにしても後の二人、遅いですね。」
後の二人というのは___
「遅れてゴメンねー!」
彼女は美紀。長い髪の毛をポニーテールにしている。そして鼻がとても利く。
「グハッ!」
美紀は遠慮なく、ソファーに横になっている私の上にドシッと座る。
「さすがに上に座る必要は無いだろ......」
私の救世主!は、勝。こちらも美男だ。そして、頭がとても良い。
勝は、七海の隣の椅子に座った。
「ちょっと、どいてくれない?」
そろそろ足が痛くなってきたので、美紀に言った。
すると、思ってたよりすぐにどいた。どうしたのだろう?私は首を傾げた。
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作者名:ririsa | 作成日時:2016年1月13日 19時