俺の継子が阿呆な件について【不死川実弥】

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「あら、いらっしゃいAちゃん」

「綺麗すぎる……！」



現在宇髄邸。

宇髄さんのお嫁さんたちにお呼ばれしていた。そんなお嫁さん三人は珍しく忍者服ではなく、着物を着ていた。これぞギャップ萌えという奴か？宇髄さんがニヤニヤしている。やらしい男だな！



「おい、風花！こっちきてみろ！」

「はいはい」



宇髄さんに呼ばれて、彼のもとに行くと彼は懐から封筒を取り出した。うわ、ぶ、分厚いぞ。その厚さに息を飲む。そうしていれば、宇髄さんは「派手なお年玉やんよ」とそれを渡してくる。


いやっほーーーーい！！と飛び跳ねて喜ぶ。こんな分厚い封筒、私期待しちゃいますよ？？知りませんからね？？？一度もらったものは返しませんよ？？


フフフフフフ……とにんまりしながら封筒を開けると、なぜか爆発した。白煙に包まれる私は「"派手な"お年玉やんよ」の意味を察した。



「ーーーどうだ派手だろ！」

「厚さに期待した私が馬鹿でした。でもありがとうございます」



お嫁さん三人が美味しそうな料理を持ってくる。白煙のせいでむせている私を見て、お嫁さんたちが宇髄さんを叱っていた。もっと叱ってください。宇髄さんはもっと嫁の尻に敷かれた方がいい。



「うわぁ、すっごい美味しいです！！この伊達巻もきんとんも最高！！」

「Aちゃんは本当に美味しそうに食べてくれるから作りがいがあるわね」



どうしてこんなに美味しいご飯作れるんだろう。いつもご飯作ってあげては、師範に「不味い」と言われる。結構頑張って味付け変えたりしてるんだけどなぁ。



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