仔 犬 な 彼 女 【沖田総悟】

35 沖田side ページ37

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俯いたA



ーーーポタ…ポタポタ



畳の上には涙の黒いシミができていった





「た、隊長は私の事嫌いですか？」






顔を挙げたAの目には涙





「わ、私は隊長のこと好きです。私、バカだしアホだし、どうしようもないバカだけど隊長のことす、好きになっちゃったというか」



自分を貶し出した。俺は自分のことを好きって言ってもらえたことが嬉しくてつい





ーーーチュ







Aの唇にキスをしていた。Aは口をぽかんと開けたまま俺を見た。





「これでわかっただろィ？」





そういうと






「な、何がですか〜」






シクシク泣き止まないA。鈍いのか？と思い、再びキスをする



ーーーチュ




そして、目の下を流れる涙も舐めりとる






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「俺も好きでさァ」





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