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「ところで私どのくらい寝てたの?」

「1日」

「ってことは、あの日から1日は経ったってことか」



それじゃァ、あの日人参グラッセは結局出来なかったのかと別の問題を気にしていると自分の心配しろよと頭を叩かれた。痛い。私怪我人なんですが。


そういえば私、彼に「好き」と言ってから気絶していた。あの後の続きはないのだろうかと疑問に思っていれば総悟がタイミングよくそれについて切り出した。



「でA、テメェは俺とどうしたい?」

「どうって?」



好きだと伝えたのはいいけど、その先のことは全くのノープランだった。「だからよ、」と切り出しにくそうな総悟に、首をかしげると彼は痺れを切らしたように私の手首を掴んではベッドに押し付けた。



「あ、あの、総悟サーン?ここ病院なんだけど?」

「知ってら」

「私、怪我人なんだけど、なんで私の上に跨いでるの?」



個室だから誰にも見られちゃいないけど、これはこれでかなりきつい。私の心臓が今にも鼻から出てきてしまいそうだ。こんなに総悟と近いのはキスした時ぐらいしか体験がない。ここまで近いと鼻息まで当たるのか。


うわ、こいつまつ毛長いなぁ。肌も綺麗だし、吸い込まれそうな綺麗な紅い瞳をしているし。……と思った感想を並べる。



「いつまでもわかってねぇフリすんなよ」

「えっと、いや、あの……とりあえず、……好きです」



「……完全に惚れた」と視線を外して言った。
この状況をどう回避すればいいんだ。素直にもう一回好きだとちゃんと伝えた。まだ何か足りないとしたら…。これだろうか。



「総悟は?」

「すんげぇ好きだ」

「……そ、そうですか」



これは完全に言わせようとしている顔だった。
お妙も自分から言ってみたら?とおススメしていたし、言ってみるのもありかもしれない。


そう思っては、ふふっと笑って総悟にキスをした。
思ってもいなかった行動に驚いているのか呆然としている総悟に、私はニヤッと笑った。



「総悟、アンタの女になってあげる」

「上等でィ」



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 夜兎   
作品ジャンル:アニメ
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まゆゆ(プロフ) - 星が10じゃ足りない‼︎ (5月7日 0時) (レス) @page50 id: d6c6f36b97 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年11月3日 21時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます!ハロウィン終わっちゃいましたが、続編にて書きますね!! (2018年11月3日 19時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - リクエストいいですか?ハロウィンのお話読みたいです! (2018年10月17日 17時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます!いつもありがとうございます!イメ画描いてくださるんですか?!ぜひぜひ嬉しいです!! (2018年10月14日 13時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2018年10月7日 18時

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