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昨晩、再び酒を飲んで一瞬で酔いつぶれたAは俺の部屋に泊まっていった。旦那に電話をし、迎えにきてもらおうとしたが、当の本人も酔いつぶれているようでどうしようもないとこのことだった。仕方なしに俺の部屋に運び、一緒にに寝ていた。
「(……またか)」
目を覚まして、自分の体を確認すればまた彼女が俺に抱きついている。夜中何度もAを引き剥がして寝ていたのにもかかわらず結局はこうなっている。まだ朝の6時だし、粛清明けで休みだからまだ寝れる。Aは恐らく二日酔いで今日は仕事もできねーだろう。
すんげぇ寒ければ、Aが抱きついて来るのに問題はないけれど、地味に夜中は暑いため、抱きついてこられると暑くていけない。今もまたAを引き剥がす。すると、強くしすぎたかAは薄っすら目を開けた。
俺を虚ろな視界に捉えて、柔らかい笑みを浮かべた。「起きたか?」と聞けば、はっきり聞こえていなかったのか無反応で俺を見つめて来るだけだった。もぞもぞと動いては俺に顔を近づけてくるAに「まじか」と声をもらす。
顔を傾けてキスをしてくるAを理性を保ちながら待つ。ちゅっちゅっと何度もして来やがる。寝惚けているのは一目瞭然。こんなこと目が覚めていりゃァ絶対ェしてこねぇんだから。
「……ったく」
頭を押さえつけては、胸の中に閉じ込めてまた目を瞑る。女ってのは体が暖かく、人間ゆたんぽになる。スウスウと寝息を感じながら再び眠りについた。
それから数時間はまた深い眠いについていて、目を覚ましたのは昼前だった。次に目を覚ました時にはAが起きていて、今朝の出来事を話せば「そんなこと絶対しない」と真顔で言った。
「寝惚けてたんだよテメェ」
「するわけないじゃん。夢の中でしか」
「テメェが見た夢は現実だったんだよ」
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まゆゆ(プロフ) - 星が10じゃ足りない‼︎ (5月7日 0時) (レス) @page50 id: d6c6f36b97 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年11月3日 21時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます!ハロウィン終わっちゃいましたが、続編にて書きますね!! (2018年11月3日 19時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - リクエストいいですか?ハロウィンのお話読みたいです! (2018年10月17日 17時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます!いつもありがとうございます!イメ画描いてくださるんですか?!ぜひぜひ嬉しいです!! (2018年10月14日 13時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時:2018年10月7日 18時