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そりゃー、Aはよくよく見りゃ胸もそれなりにあるし、抱きつかれたら嬉しいですよ銀さんは。でも、俺に毎晩抱きついてくるこいつの力は半端じゃねェ。毎日息をしているのが不思議なぐらいだ。
「この前だって、力強すぎて折れかけたんだよこちとら」
初めてAと同じ部屋に寝た日は、抱きついてくるからなんだなんだと驚いたが、それもすぐに砕けちった。翌日、Aと神楽の前でそれについて聞けば、「昔から抱きついちゃう癖ができてて」と笑っていた。
神楽や神威に抱きつくのとはまた違うだろう。
俺は真っ当な地球人だ。夜兎の手加減なしの力は流石に無理がある。
Aを見て、「お前、旦那殺すなよ」と言っている沖田くんをニヤリと見る。一丁前に嫉妬していたのか。何にも関心を抱かないこのガキがAに関してだけはうるさい。
いやァ、いいね、若いって。
「なになに、沖田くん、Aと寝たの？」
「屯所で一緒に昼寝してたら抱きついてきたもんでねィ」
「そうかそうか。どんな抱きつき方だった？」
沖田くんは「普通でさァ」と答える。
普通というのは添い寝程度の抱きつき加減だろうか。いつも手加減なしに抱きしめてくるAが、沖田くんには普通に抱きついてんだ。
一緒にいて、安心できる奴だから抱きつけるんだろう。
「ほらほら、ほんとのこと知れたんだからもうお帰り総悟」
「なんでィ。まだ19時だぜ。少しぶらぶらしようぜ」
「うっわ！もう機嫌治ってる」
変な誤解が解けたのか、さっきまで不機嫌だった其奴の顔はAが近づくだけで優しい顔つきになる。半ば無理やりにAを引っ張りまた出て行った。外に出て下の方を眺めると、いつも通りわーわー言い合っている二人がいる。
「(地球来て、Aもだいぶん変わったな)」
ーーー女の顔をするようになった。
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まゆゆ(プロフ) - 星が10じゃ足りない‼︎ (5月7日 0時) (
レス) @page50 id: d6c6f36b97 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2018年11月3日 21時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます！ハロウィン終わっちゃいましたが、続編にて書きますね！！ (2018年11月3日 19時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - リクエストいいですか？ハロウィンのお話読みたいです！ (2018年10月17日 17時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます！いつもありがとうございます！イメ画描いてくださるんですか？！ぜひぜひ嬉しいです！！ (2018年10月14日 13時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2018年10月7日 18時
