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どうしてこんなにも不機嫌になったのだろうか。
昼寝から起きると、私は総悟に抱きついて寝ていた。それについていろいろと聞かれ包み隠さず話したところ、総悟は超が付くほど不機嫌になってしまった。


そんな調子の総悟と一緒に、私は万事屋に帰っていた。不機嫌なら万事屋まで送ってくれなくても良かったのに。こっちまで気を使ってしまうじゃないか。ちらりちらりと総悟を見るけれど、オーラがもう不機嫌すぎる。



「何をそんなに怒ってんの?」

「うるせェクソ女」

「うわ、また可愛らしい彼女のことをクソ女呼ばわり」



「テメェは少しは自覚しやがれ」と私を無視して歩き出す総悟。追いかけてはその横を歩いて万事屋へと帰る。万事屋に着くといつもは下の方までで終わるのに今日は上までついてきた。


「旦那呼べ」と命令口調で私に言ってくる総悟に苦笑いを浮かべて中に入っていく。やっぱり今日も仕事のない銀さんはソファーに座り堕落した状態である。



「銀さん、総悟が御呼びです」

「あ?なんで俺?」

「先に謝っておくね。ごめんね」



笑って言えば、「事の発端はお前か」と言われる。めんどくせェと言いながら、銀さんと一緒に玄関にいく。総悟の不機嫌顔を見た銀さんは前に私に言ったように「若いねぇ」と言った。


「旦那、毎晩Aに抱きつかれてんですかィ」とはっきりと真実を銀さんに問い詰める彼に、銀さんは「あぁ」と耳をほじりながら言う。すると総悟は、ため息を吐いて「今すぐAと別に部屋で寝てくだせェ」と頼んでいた。


私は居候の身だから、ああだのこうだの言える立場ではないけれど、今万事屋ではいい眠りに毎晩ついている。それがなくなるのは嫌なのだ。



「沖田くん、勘違いしてるようだから言うけどさ」

「なんですかィ。いつもAに抱きつかれてん、鼻の下伸ばしてんじゃねぇんですかィ」



「こいつ、柔けェ体してんで」と私を指差した。
柔らかいか?と自分の体を触って確かめる。いや、わからない。銀さんは「あー、違う違う」と手を振った。



「こいつの抱きつき方異様だからよ。毎晩死にかけてんだよ俺は」



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 夜兎   
作品ジャンル:アニメ
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まゆゆ(プロフ) - 星が10じゃ足りない‼︎ (5月7日 0時) (レス) @page50 id: d6c6f36b97 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年11月3日 21時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます!ハロウィン終わっちゃいましたが、続編にて書きますね!! (2018年11月3日 19時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - リクエストいいですか?ハロウィンのお話読みたいです! (2018年10月17日 17時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます!いつもありがとうございます!イメ画描いてくださるんですか?!ぜひぜひ嬉しいです!! (2018年10月14日 13時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2018年10月7日 18時

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