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「お疲れ様でした!」



総悟との楽しかったような無駄に疲れたようなデートの翌日、私は13時に仕事を終え挨拶をして帰ろうとしていた。羽織を着て、外に出ると飛び跳ねながら門を出た先を曲がった。



「ぐへっ…!」



思いっきり誰かにぶつかって、鼻を押さえた。鼻が潰れた。「ごめんなさい…」とその人を見れば、それは総悟だった。「なんだ総悟か」とさっきと一変し、「総悟ならいいや」と態度を変える。


そういえば、昨日の夜万事屋まで送っていってもらった後から今日の昼まで全然会ってなかった。



「お前、まだ仕事禁止だろィ」

「……あ、そうだった」



すっかり忘れていたけどそうだった。
いや、でもちょうど仕事中、一時間だけ土方さんとこの前の誘拐事件のことについても話してたし、その時に何も言われなかったから忘れていた。


無事に今総悟の目の前にいることだし大丈夫だ。ムスッとしている彼に、テヘペロとふざけてやると「キメェ」と言われた。昨日のカッコ良かった彼は何処に。



「ま、そういうことで、それじゃ!」

「ーーーおい、」

「グオッ!!襟引っ張るな!!」



彼の前を通り過ぎて帰ろうとすれば総悟が後ろから襟を引っ張った。首が絞まって大きく咳き込んだ。まだ何か用があるのか、立ち止まって向き直る。



「俺ァ、4時に仕事終わるから待ってろィ」

「え、三時間も?」

「おう」

「まじ?」

「まじでィ」



「帰る」と言えば、総悟は無言で私を引っ張って屯所内に連れて行く。私を引きずる総悟は、途中近藤さんに会った。「あ、お疲れ様でさァ」と普通に挨拶をしている。目をパチクリ瞬きさせて私を見た近藤さんは終始唖然としていた。



「総悟?!女の子は大切に扱わないとダメだろ!」

「近藤さん、此奴ァタフなやつだから大丈夫でさァ」

「いや、Aちゃん窒息寸前だぞ?!ほら、見てみろ!!」

「ーーーあ、」



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 夜兎   
作品ジャンル:アニメ
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まゆゆ(プロフ) - 星が10じゃ足りない‼︎ (5月7日 0時) (レス) @page50 id: d6c6f36b97 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年11月3日 21時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます!ハロウィン終わっちゃいましたが、続編にて書きますね!! (2018年11月3日 19時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - リクエストいいですか?ハロウィンのお話読みたいです! (2018年10月17日 17時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます!いつもありがとうございます!イメ画描いてくださるんですか?!ぜひぜひ嬉しいです!! (2018年10月14日 13時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2018年10月7日 18時

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