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「銀さーん、神楽ちゃーん、起きて起きて！」
朝、二人を起こしてはご飯を食べさせる。
顔を洗ってリビングに戻ってきた彼らは目を瞬きさせて目の前の朝食に驚いていた。
「なんか豪華だな」
「絶対いい事あったアルヨコレは」
「確かに今日の起こし方も違った気が」
「さあさあ早く食べてね」と微笑んでは、寝室へと入っていった。あの日以来ずっと閉まっておいたチャイナ服を取り出してはそれを着る。
身支度を終えると、寝室から出ては時間を確認した。「A、可愛いアル」と私に抱きついてくる神楽ちゃんを抱きしめて「あぁ、神楽ちゃんの方が天使だよ」と。どこに行くのか、聞かれ私は総悟とお出かけと遊園地に行くことを教えた。
「今回はデートって事だな」
「……へへ、そうなるんですかね」
「私、Aのことは好きだけど、サドのことは好きになれないね」と白けた目を向ける彼女にまあまあと笑う。9時になり、そろそろ出かけるかと腰をあげると銀さんが手招きをしてきた。
何かくれるのだろうかと期待を胸に行くけど、何かをくれるような銀さんではない。
「ーーー夜、帰ってこなくてもいいぜ」
「……は？」
こっそり耳打ちしてきた彼を冷めた目で見る。
わははと笑う銀さんは結構本気で言っているようだった。「銀さんを本気でうざいと思っちゃった」とこめかみをピクピクさせる。
「10代のデートっつーのは夜も含めてだろーが」
「いやいや、そんなわけ」
「そうだって。お前何も知らねぇんだ。この経験豊富な俺が教えてやってるんだから素直に受け入れろ」
「……え、ほんとなの？」と疑心を抱きながら聞くと「あぁ、そうだ」と真面目な顔で言われ、私はそうなのかと受け入れてしまった。
「と、とりあえず行ってくる」
「お〜、沖田君によろしくな」
「う、うん」
大江戸公園に向かいながら、銀さんが言っていたことを思い出し考える。今日の私の下着って確か…と青ざめつつも流石にそれはないと頷いた。公園に入っていつものところに行くと既に総悟が待っていた。
「(……そういえば私眼科行くの忘れてた)」
私服の袴に身を包む総悟を見てはそれを思い出す。今日の彼は一段と違って見えた。
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まゆゆ(プロフ) - 星が10じゃ足りない‼︎ (5月7日 0時) (
レス) @page50 id: d6c6f36b97 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2018年11月3日 21時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます！ハロウィン終わっちゃいましたが、続編にて書きますね！！ (2018年11月3日 19時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - リクエストいいですか？ハロウィンのお話読みたいです！ (2018年10月17日 17時) (レス) id: 4f4766f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のんのんさん» コメントありがとうございます！いつもありがとうございます！イメ画描いてくださるんですか？！ぜひぜひ嬉しいです！！ (2018年10月14日 13時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2018年10月7日 18時
