older boyfriend 33 ページ34
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4時過ぎになったころ。
神楽ちゃんはヘトヘトになり私の胸の中で眠り始めていた。荷物が少なかったのが救いだ。
ショッピングセンターからマンションに帰る途中にスーパーに寄る。すると、眠りかけていた神楽ちゃんはすぐに覚醒して私の胸から降りると駄菓子コーナーへと走って行った。
ビーフシチューの材料をカゴに入れていき、最後に駄菓子コーナーに行くと神楽ちゃんの手には酢昆布の箱が握られていた。
「買ってあげようか」
「!!」
「食べ過ぎには注意だよ」
塩分多いからねぇと言うと神楽ちゃんはわかってるネとカゴに酢昆布を入れた。神楽ちゃんは空いてる私の手を握ってきて歩き出す。
買い物を済ませると神楽ちゃんは小さな買い物袋を持ってくれた。やっぱり片手は私の手を繋いでいて。
「ふふふっ」
「何笑ってるネ」
「なーんにも」
マンションに向けて歩き出す。
美味しいビーフシチューを作ろうねと神楽ちゃんに笑いかける。神楽ちゃんも楽しみにしており満面の笑みを向けてくれた。
途中で神威さんから連絡が入り「19時半には会社出るよ」と。神威さんからだとわかった神楽ちゃんにスマホをせがまれて、彼女に渡すと両手でしっかりと持って「今日神楽もにーたんにご飯作って待ってるから早く帰ってくるヨロシ」と。
『仲良くなったじゃん』
「はい、神威さんの帰り待ってますね」
「早く帰ってご飯作るアル!」と先を走って行く神楽ちゃんを追いかけるように私も小走りになる。
は、走るの早い…。
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美桜 - 続き待ってまーす!(笑) (2018年8月16日 10時) (レス) id: d5e35b6f92 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 同じ名前ですねっ!とっても面白いです!!頑張って下さい! (2018年8月16日 10時) (レス) id: d5e35b6f92 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 紺谷 黎さん» コメントありがとうございます!私自身年上神威に甘い言葉を囁いてもらいたくこちらを書き始めました笑わわっ、そう言ってもらえた嬉しいです!!はい、友達ぜひ!笑笑 (2018年2月3日 23時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - みるくさん» コメントありがとうございます!3巻まで出すことにしましたのでまだまだよろしくお願いします!はい、無理せずに頑張ります! (2018年2月3日 22時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 真由さん» コメント、ご指摘ありがとうございます!訂正しておきました! (2018年2月3日 22時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時:2017年12月28日 11時