older boyfriend 17 ページ18
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「沖田さん!!見てくださいアレも美味しそう」
ガキの警護とはこれ以上になく面倒である。
幸か不運かAと出会って、彼女の婚約者まで知るはめになるとは思いもしなかった。
目の前の徳川財閥のお嬢様は能天気で羨ましい。
鬼兵隊のパーティーで出されている煌びやかなケーキを見ては目を輝かせている。
先ほどちらりとAたちを伺ったとき、仲よさげに料理を食っていた。昔は、Aの隣が俺の特等席だったのに。
自分が招いた結果なのに、Aが俺以外の奴に笑顔を見せていることがすんげぇ気に食わねェのだ。
「ひ、人が倒れた!!」
入口の方から聞こえてきた人の声。
一気にそっちにいろんな奴らの視線が集まった。
そんな中、顔色を変えた見知った奴が走っていく。
「A?!」
倒れていたのは女であり。その名前に一度耳を疑うがまた「Aどうしたの?!」と彼奴の声が聞こえてきた。
足は勝手に動いており、警護なんか忘れたように俺はAのところへと走って行っていた。そこに倒れているAは顔や首、全身が赤みを帯びていて。
苦しそうに息をしていた。
「一体Aは…?!」
「落ち着けィ」
Aが倒れたことに戸惑いを隠せていない神威にそう言ってAを横抱きにする。あたりを見渡して、寝かせられるようなソファーを見つけるとそこまで急いだ。
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美桜 - 続き待ってまーす!(笑) (2018年8月16日 10時) (レス) id: d5e35b6f92 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 同じ名前ですねっ!とっても面白いです!!頑張って下さい! (2018年8月16日 10時) (レス) id: d5e35b6f92 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 紺谷 黎さん» コメントありがとうございます!私自身年上神威に甘い言葉を囁いてもらいたくこちらを書き始めました笑わわっ、そう言ってもらえた嬉しいです!!はい、友達ぜひ!笑笑 (2018年2月3日 23時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - みるくさん» コメントありがとうございます!3巻まで出すことにしましたのでまだまだよろしくお願いします!はい、無理せずに頑張ります! (2018年2月3日 22時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 真由さん» コメント、ご指摘ありがとうございます!訂正しておきました! (2018年2月3日 22時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時:2017年12月28日 11時