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お互いに部屋で風呂に入り、俺は寝巻きに着替えるとまたAの部屋へと向かった。
次は怒られないように、ノックをして。声がしないあたりまだ風呂に入っているようだ。女の風呂は昔から長いっていうけど、相当長い。
勝手に部屋に入り、ベッドに寝転ぶ。
Aの部屋は華の匂いが漂っててととても心が和む。この部屋にAがいるってだけでも、十分華が咲いているのだが。
なんの華の種類かなんて俺にはわからないけれども。昔、
ーーーガチャリ、と音と共にAがバスルームから出てきた。俺をジト目で見て、「なんでいるの」と言ってくる。
神威「こっちこっち」
『…?』
少し警戒心を持ちながら、俺のいるベッドに近づいてくるA。腕を取り、引き寄せる。ベッドに倒れ込んでくるAを俺より膝と膝の間に入れて。
『ちょ……、………んっ、』
神威「声……、我慢しなくていいよ」
彼女の着ているシャツの下から手を入れる。
小さく漏れる甘い声に、彼女の耳元でそっと囁いた。
俺を見て、頬を桃色に染めて。
俺は少し口角を上げると、彼女の小さな唇に自分のを寄せた。
『神威、っ』
神威「ふふっ、かわいい」
『……明日っ、早いからっ……!』
どんどん深めに舌をいれ、キスをしていく。
逃げるAのそれを追いかけるように絡めていけば、Aは俺の胸を押してきた。
Aの口から甘い声がいくつも出てくる中、俺の手は止まらないでいた。Aの膨らんだそれを手で触りながら、彼女にキスをしていき。
ーーーけれど、そんなのを数分していると、コテっと俺の肩にAの頭が落ちてきた。
神威「ーーーん?」
『………………』
何事かと思い、Aを抱き起こしてみると、Aは小さな寝息を立てて寝ていた。気持ちよさそうに寝ているAをベッドに寝かせてやると、俺は大きなため息をついた。
また"お預け"か。
寝ている彼女を襲うようなこと俺にはできない。
Aのひたいにキスを1つ落として、俺も彼女の隣で目を閉じた。
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あかり - 神威は好きな食べ物最後にとっておくタイプですよね (2017年9月20日 4時) (レス) id: 0b7d25f173 (このIDを非表示/違反報告)
神鬼*con(プロフ) - ホントだ!出てる!今ネタバレ検索して知ったきゃぁぁぁぁぁ!!!!格好良い!!!お会いしたかった…!!!………取り乱した。ごめんなさい(。-人-。) (2017年5月17日 23時) (レス) id: 9c6dd41a0c (このIDを非表示/違反報告)
神鬼*con(プロフ) - え?!神威くん出た!? (2017年5月17日 23時) (レス) id: 9c6dd41a0c (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 神鬼*conさん» 神威くんが惚れるまでのお話を書きつつ「あぁあああ!!」ってなってる笑もう今週号のジャンプで私の愛のバロメーターが上がりまくりだから。 (2017年5月17日 22時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
神鬼*con(プロフ) - 美桜さん» なるほど!確かに多いですよね!私も夢女子をやめるつもりはありません。おお!長い!早く見たいです!神威くんの片想い好き笑 (2017年5月14日 10時) (レス) id: 9c6dd41a0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美桜 | 作成日時:2017年4月30日 12時