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銀時 side



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「お前の神威への忠誠心は痛いほどわかる」


「……ッ、」





地面に突っ伏す如月という男。

こいうが淡々と神威のことを述べるから、奴がAに抱いている感情もわかっちまった。





「神威がAを女として好きならば……。惚れた女が惚れた男と幸せになることを祈るってのが男の務めだろ」


「…………ッ、くそ……」






トドメを刺すことなく俺はその場から去ろうとした。ーーーだが。





「それでも、沖田総悟を殺さねばならん…!!」


「ッ!!」





後ろから奇襲され、脇腹から蹴られた俺は壁にめり込んでしまった。逃げるように、その場から去っていく如月。



動こうとするが、力が大きすぎたが故に体を抜くことができずにいる。


今の奴を放っておけば、Aも神楽も危ない。それ以上に、総一郎くんの命が危ないのだ。


夜兎の血のせいなのか、それともただの神威への忠誠心のせいなのか。あいつは総一郎くんを殺すことに必死になっている。





「くそッ……!う、動け!……動けェェエエ!!」





ーーーズボッ、と効果音とともに体が壁からすり抜ける。


木刀を手に握ると俺は如月を追っていった。奥の部屋に、今Aたちがいるはずだ。


如月の後ろ姿が先の方で見え、そいつは部屋に入っていった。その時に見えた顔は狂気に満ちており。
俺は慌てて部屋に入るなり、二人に向かって叫んだ。




「Aーーー、総一郎くん伏せろォォォオオオオ!!!!!」




俺の叫び声に皆が振り返る。

如月が総一郎くんに向かって銃口を向け、それに神威は如月の方へと走ってくる。


…………だが、間に合わねェ。


そいつの指が引き金を引くと同時に、Aは総一郎くんの肩を押し、突き飛ばす。覚悟を決心したかのような表情のAに、容赦無く銃弾が飛んで行き。
彼女の胸の中心をそれが貫いた。



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アキ(プロフ) - 沖田かっこよすぎるしもうほんとに最高でした。。!一気読みしちゃいました笑笑 (2022年2月27日 0時) (レス) @page48 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 蘭夢さん» もう何ですかその嬉しい言葉の表現は!笑笑嬉しいことばかり言っちゃってくれて!泣きますよ← (2017年6月28日 22時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
蘭夢(プロフ) - 此処ww 何回目です?wwまた、来てしまったww 何故か此処に良く来るww もう何度も読んだのにww そして、何故か気づいたらww もう開いていたww 今、5〜6回目 位かな?ww (2017年6月28日 21時) (レス) id: 84be498276 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - カナリアさん» コメントありがとうございます。テスト勉強は大切ですよ。私なんて受験終わってからの中間テスト、ほぼノー勉で行ったら順位一つ落ちましたもん笑笑わわわっ、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2017年6月23日 1時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - テスト勉強ガン無視で読みふけちゃいました笑いーなーいーなー夢主ちゃんが羨ましくてたまらない。あんな幸せな家庭!気づきたいです笑これからも時間をおいて愛読させていただきます♪ (2017年6月23日 1時) (レス) id: 8d5d6e7b7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2017年4月29日 10時

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