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溢116 ページ26

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チャイナと入れ替わるようにして、旦那の部屋に。


そこには、また一回り大きくなった腹を守るように手を回し寝ているAがいた。そっとそいつの頬に手を伸ばして触れれば、ふにゃりと笑って。





『ーーーそう、……ご』


「(ここにいるぜ)」






寝言を零すAに、笑みを零す。

数分後、目を覚ましたAに粥とヨーグルトを食わせる。珍しく粥が喉を通ったようで、Aはそれをバクバクと口に運んでいる。



それとどこぞの下のスナックお登勢のババァが作った野菜の煮付けを口に含んでいた。普通に食事をしているAに、安堵の息を漏らし。




「うめぇか?」


『うん…!なんだか最近は調子がいいみたい』


「よかったぜ」


『これもみんなのおかげだね』







昼飯を食い終えたA。
少し雑談をいれてから、仕事の話をし始める。


初めは驚いていたAだけれど、すぐに納得してくれて。




『ーーーいってらっしゃい。何事もなく帰ってきてね』


「おう。オメェのためにも俊足で帰ってくらァ」


『あはは、イケメンパパだねぇ』






綺麗に笑うそいつに横からキスをしてやる。
「ん…」と小さく声を漏らしたAから離れると、頬を染めて微笑んだ。


Aの腹を撫ぜて、頭も撫ぜてやると俺は立ち上がり「んじゃ、行ってくらァ」と声をかけて万事屋をでた。



階段を降りる際、口元を腕で覆い。





「(しっかり食欲もあって、顔色もよかった……)」




安堵の息を漏らす。
以前にも増して元気になりつつ、笑ってくれることが何より嬉しくて。


柄にもなく、一人照れながら階段を降りて屯所へと帰る。






『総悟!』




ふと、後ろから聞こえてきた。
万事屋のベランダから顔を出し、そいつは手を大きく振ってくる。そんなAに手を振り返して。






『いってらっしゃい!』


「おうよ。しっかり栄養つけろよ」


『わかってるって!』







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アキ(プロフ) - 沖田かっこよすぎるしもうほんとに最高でした。。!一気読みしちゃいました笑笑 (2022年2月27日 0時) (レス) @page48 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 蘭夢さん» もう何ですかその嬉しい言葉の表現は!笑笑嬉しいことばかり言っちゃってくれて!泣きますよ← (2017年6月28日 22時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
蘭夢(プロフ) - 此処ww 何回目です?wwまた、来てしまったww 何故か此処に良く来るww もう何度も読んだのにww そして、何故か気づいたらww もう開いていたww 今、5〜6回目 位かな?ww (2017年6月28日 21時) (レス) id: 84be498276 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - カナリアさん» コメントありがとうございます。テスト勉強は大切ですよ。私なんて受験終わってからの中間テスト、ほぼノー勉で行ったら順位一つ落ちましたもん笑笑わわわっ、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2017年6月23日 1時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - テスト勉強ガン無視で読みふけちゃいました笑いーなーいーなー夢主ちゃんが羨ましくてたまらない。あんな幸せな家庭!気づきたいです笑これからも時間をおいて愛読させていただきます♪ (2017年6月23日 1時) (レス) id: 8d5d6e7b7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2017年4月29日 10時

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