歪20 ページ21
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No side
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『ーーーそれじゃあ坂田さん、神楽のことお願いします』
「おう。時々顔出しに来いよ」
『はい！』
万事屋の玄関の前、沖田が出た後に深々とお辞儀をするA。その頭を数回撫ぜる銀時は、「神楽のこたァ大丈夫だ」と念を押して言い。
笑顔で帰っていったAに、銀時と新八は安堵の表情を浮かべた。リビングに戻るなり、銀時は【糖分】と書かれた額の下の窓を開けた。
「…………お前の姉ちゃんはお前を裏切ってなかったな」
「………………」
「いい姉ちゃんじゃねェか。お前の笑顔を守りたいってよ」
「………………」
窓の外を眺めながら銀時は呟いた。それを万事屋の裏の家の屋根上で聞いている彼女は、どう思っただろうか。
銀時は、息を吐くとそこから離れた。
「お前だって姉ちゃんのこと本当は大好きで信じてたんじゃねーのか」
「……………わかんないアル、どうすればいいのか」
神楽は、ただ膝に顔を埋めすすり泣くことしかできなかった。
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万事屋を出て歩いてきた道を歩く沖田とA。今から屯所へ帰り、とある二人にAを紹介するという沖田はどこまでもポーカーフェイスだった。
「真選組の局長さんと総悟の下っ端さんですね」
「そうでィ」
「でもそんな簡単に住ませてくれるんでしょうか」
「単純な奴ばかりなんで大丈夫だろィ」
「は、はあ……」
万事屋を出る前に銀時にもらった手土産を片手に持ち上げる彼女はそれを見て不思議そうに首を傾げた。
屯所につき、その足取りのまま局長室に行くとそこにはゴリラのあの人とV字前髪のあの人がちょうど二人でおり。
無言で入ってきた沖田に「おお！総悟おかえり！」とゴリラーー近藤が言った。その後ろを「し、失礼します」と遠慮気味に入ってくる少女に二人は「チャ、チャイナ？」と呟く。
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「ーーーーと、言うわけで少しの間、こいつここに住ませてェんでさァ」
「何が、というわけで、だこの野郎。何の前ぶりもねぇじゃねーか。ふざけてんのか総悟」
見事なほどに何も説明なく、直球で許可を得ようとする沖田に土方は青筋を浮かべてキレたのだった。
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月猫です〜(プロフ) - 美桜さんの作品大好きです主に総語&神威が出てるものを読んでます！v(・∀・*)（まぁ美桜さんの作品は大体総語&神威が居ますけどね)だからこそ、ボクにはサイコーーー!!コレも今から読みます！(*゜ー゜)ゞ⌒☆コレからも期待してるです！ (2017年6月5日 19時) (
レス) id: 84be498276 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - あのー、フェ◯ニーナ軟膏は傷に塗るようなのじゃない気がしますよ。アットノンとか、かもしれないっす。細かいこと言ってすみません！あといつも楽しく読ませてもらってます、これからも頑張ってください^ ^ (2017年5月9日 18時) (レス) id: 440ede09a3 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 愛音☆さん» コメントありがとうございます！私も早くしたいところなんです(泣)狂愛が初ということで書くのにも結構手間取ってます。。。1日1〜2話で読者の皆様にも申し訳ないですが、ご了承いただけると嬉しいです。続編行くつもりなので今日は鬼更新なぅです！！ (2017年4月9日 14時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
愛音☆ - すごく面白くて夢中になります！それと更新するのをもう少し早くしてはいただけないでしょうか？勝手なこと言って本当にすいません。美桜さんのこの作品が好きなのでまちきれなくて笑できることならお願いいたします。 (2017年4月9日 13時) (レス) id: 9613c7c3d9 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 高橋さん» コメントありがとうございます！わかりますか？！いつもヘタレかかっこいい姿しか書いてないけどこういうのもアリだなって思って書いてます!!かっこ可愛い神威くんも素敵だけど、こうやって妹に執着してる神威くんもまた素敵で…笑笑 (2017年4月6日 9時) (レス) id: d3adf571e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作成日時：2017年3月11日 14時
