君に会えない日【神威】

25＊依頼 神楽side ページ26

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「銀ちゃん、今日は何しにここに来たネ」


「依頼だよ依頼。月詠のな」


「つっきーアルカ」





銀ちゃんと新八と夜の吉原へ。

なんでもつっきーからの依頼らしく、吉原へ女を漁るついでにやったきた銀ちゃん。


周りにいる綺麗な女たちに鼻の下を伸ばしている隣のマダオにため息を漏らす。




「んで、今日はどんな依頼だったアルカ？」


「あー、ただの荷物の運搬だとよ。ったく。あいつだって力あるだろうによ。男みてェに、………………ッ！」


「わっちらは女じゃ。力仕事はお前らに頼む。これが定理じゃ」


「銀さぁあああん！！」




銀ちゃんの頭につっきーのクナイが突き刺さる。ブシャーっと出てくる血の噴水。



呆れた目で銀ちゃんを見下ろしつつ、頼まれた荷物を運んでいく。






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やっと仕事も終わり、清太のマミーからご飯をこんもり頂いてお腹一杯になったところを三人歩いて帰る。




「お腹いっぱいアル！やっぱりいいアルナァ、マミーの味ってのは…」


「お前は食いすぎだ。遠慮ってモンはねぇのかよ、…………ゲホッ」


「お前はだって食ってたじゃねーかヨ。今のげっぷ何アルカ」


「二人とも落ち着いてください！！」





落ち着くも何も落ち着いている私は、けっ！と銀ちゃんに唾を吐き捨てて、走って前に。






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────ガツンッ






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