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久々に来るこの感覚にはいつになっても慣れない。最近はAも一緒にいたからかそんな感情に蝕まれることなんてなかった。けど、5日間も居ないとなるとあの空間に慣れず逃げたくなる。
そんな俺のことを理解してか、真一郎たちは特に何も言ってこない。詮索されるよりかよっぽどマシで落ち着いたらいつも適当に誤魔化して佐野の家に帰っていた。
自分のベッドの上で寝ていると、ふとした瞬間に目が覚める。「あ、起きた」と目の前に見えた女に、目を見開けば「おはようイザナ」とあの声で俺を呼ぶ。
「なんでいんの」
「真一郎くんに聞いた。部屋の中にはカクちゃんから合鍵もらって」
「……………」
のそっと起き上がり、あくびをしながらベッドの上に座る。人差し指で、来いと合図すればAは俺のすぐ足元にやってきた。手を引いて、膝に跨るように座らせれば向かい合うような形になる。
Aは俺の頬に手を当てると「イザナでも寂しいって思うことあるんだね」と言った。否定もせずにいる俺に「イザナの居場所になりたい」と言いながら抱きしめてくる。
あぁこんなこと口が裂けても言ってやんねぇが、お前がいない時間がやけに寂しく感じた。
抱きついていたAが体を離して、満面の笑みを浮かべる。本当、懐いたらとことん甘えてくる可愛いやつ。
「おかえり」
「ただいま、イザナ」
キスをすりゃ、文句も言わず受け入れる。
心だけじゃない、Aの全てを俺のモノにしたい。
「……………」
「……………」
キスをしながら、Aをベッドの上に押し倒せば、まん丸く目を見開くAが「え？」と声を上げた。頬を撫で、「全部、俺のもんになっとけ」と顔を近づけると彼女は俺から顔を逸らした。
「…………イザナは、私のことどう思ってるの？」
「…………あ？」
「エマちゃんみたいに"妹みたいな存在"？それとも、カクちゃんと同じで"下.僕"？」
頬を掴み、正面を向かせれば顔を赤くしたAと目が合う。馬鹿な質問だ。んなの、答えは一つしかねぇだろ。
「俺はエマにキスしねぇし押し倒しもしねぇ」
「…………」
「鶴蝶にもキスもしねぇしましてやこんなこともしねぇよ、相手男だぞ気持ち悪ぃ」
「………それって、」
「好きな、惚れた女じゃねぇとしねってコト」
ポロリ、涙を流したAが初めて自分から俺にキスをしてきた。「イザナ、大好き」と照れくさそうに笑って。
「………好きだ」
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頭ン中お花畑(プロフ) - とっても甘々で最高でした。ニマニマが止まらないし、本当に胸がキュンキュンするーっ！ 最高のイザナ夢をありがとうございました。寿命が伸びた気がします (1月7日 23時) (
レス) id: 67d18bea8c (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - 天竺編10月始まる楽しみ今からイザナ見るの待ちきれらない (6月21日 0時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - イザナの名言天竺編で見れるの楽しみです。 (6月12日 1時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - ↓ごめんなさい 間違えました (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - あ (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2022年11月13日 16時
