9 ページ12
『ローボロ』
ロボロの部屋をノックすると、「早く入れ」と返ってきた
ツンツンだなぁ
ロボ「お前気絶しとったけど…大丈夫なん?」
『大丈夫大丈夫!ちょっと遊びすぎちゃっただけ』
ロボ「驚かせるなよ…」
低身長のロボロは俺の前まで来て、はい、とオレンジのイヤホンのようなものを差し出してきた
『あ、これみんなが持ってるやつ』
ロボ「Aのインカムだよ」
早速つけてあーあー、と喋ってみる
反応はない
『…あれ?』
ロボ「電源が付いてない」
ロボロは腕を伸ばして、俺の耳についているインカムのボタンを押した
よし、何か喋ってみよう
『やっほ〜!コネ、聞こえるか〜?』
トン『全員に聞こえてるんですがそれは』
コネ『うっさいわ!仕事中や!』
ひと『…鶏が逃げた』
全員の声が聞こえてきた
おお、これはすごい
『これでいつでも話せるね、コネ』
コネ『遠慮するわ』
電源を切ってロボロに礼を言うと、ドヤ顔をされた
にしても
『なんでオレンジ?』
インカムは全員色が違う
特訓中にゾムのを見たら緑だったし
大先生のは青
コネのは水色だった
何を現してるんだろう
ロボ「お前に合うと思ったからや」
そっぽを向いてそう言われた
オレンジ、か
暖かい色で気に入った
『よく見てくれてるんだね、ロボロ』
ロボ「うるさい」
『あはは、ありがと』
再度お礼を言って微笑むと、ため息をつかれた
本当は嬉しいくせに
377人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
人外人間白乃雫(プロフ) - え? 更新停止マ???? 2017年の小説に言うのもなんなんだって話ではあるけど…(それはそう) 更新待ってまーす(^^)ノ (4月21日 8時) (レス) @page31 id: 4a8cb482e0 (このIDを非表示/違反報告)
天乃ろぼた - コネシマさん出して欲しいな (2020年8月30日 14時) (レス) id: 200cd0c539 (このIDを非表示/違反報告)
りん - オスマンの方が可愛いめう〜ってシーンめっちゃ好きです (2020年8月1日 20時) (レス) id: 5d769f50a8 (このIDを非表示/違反報告)
雪白ましろ(プロフ) - 魔鬼さん» コメントありがとうございます。チーノさんまだ書けるほど詳しいか.......勉強してみます( ̄▽ ̄;) (2019年10月12日 16時) (レス) id: 6520387b9b (このIDを非表示/違反報告)
魔鬼 - チーノさんだしてほしいのです! (2019年10月2日 21時) (レス) id: 2917ce8702 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪白ましろ | 作成日時:2017年1月19日 19時